PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

MCカートリッジ 初体験w

そんな事でアナログレコードの音の良さに今更ながら目覚めてしまった訳ですが、しばらくすると使用中のカートリッジ(ortofonの入門用カートリッジの2M Red)ではレコードの音を拾いきれていないのを感じるようになってきました。

 

そこで上位機種の2M Blueをポチりかけたのですが、Ge3からDENONの103丸針を強く勧められまして、初めてのMCカートリッジ入手となりました。

image dsc-1331.jpeg

 

MCですので昇圧トランスが必要な訳ですが、3年ほど前に市野さんからその価値も分からずに入手していたパートリッジの昇圧トランスがあったりするのです、これがw。

image dsc-1344.jpeg

 

ortofonとDENONの端子の位置の違いに惑わされたり、リード線を切ってしまわないかと心配しながらも、なんとかカートリッジを取り替え、針圧を「豆」を乗せた状態で2・5gに調整し、昇圧トランスをセットして、いよいよ音出しです。

image dsc-1335.jpeg

image dsc-1343.jpeg

(カートリッジの上に豆を貼る。劇効きのチューン方法ですw。詳しくは次回)

 

Ge3>126.3p ですね。全然違うでしょう。今後、音の問題はこれ以降の下流にあると考えて良いよ。

と上々のお墨付きをいただけましたw。

 

103のトレーニングは約1時間かかるとのこと。

 

Ge3>取り敢えず早めたろか?

!? そんなことできるんですか?( ̄◇ ̄; )

 

いえいえ、ここは音の変化を楽しまなくては、とご遠慮しまして、
103の音の変わり具合を確認していきました。

 

鳴らし始め:柔らかく繊細な音。音の波動が細かい。エネルギー感はMMに比べてやや劣る

15分後:演奏のニュアンスがすごく良く分かる

30分後:きささんのリクエストでケルンコンサート。
     ピアノの音の張り、ニュアンス的な情報量がMMに比べて段違いに多い。

     エネルギー感もしっかり出てきた。

1時間後:オーケストラの音が抜群に良い。空間に音が満ちるw。

 

こんな音を聴いてれば、オーディオでクラシックにハマる人が多いのも納得できます。
知らない旋律でも、音の張りや鮮度、密度、響きの美しさを聴いているだけで面白いのです。

 

正直、クラシックなんて何が面白いんだ??と思っていました。

こうなると、これまた市野さんの紹介で入手した、オーディオ愛好家が手放したレコード群が「宝の山」に思えてきますw。

image dsc-1354.jpeg

 

適当に手に取った一枚がこれだったりしますw。

image dsc-1346.jpeg

 

長々とUPしてきてしまいましたが、アナログ回帰のご報告でした。

その後、Ge3とは

「じゃあ512bitでデジタル録音して、それをアナログレコードにすれば面白いんじゃない?」

なんて妄想話してますw。