R305のチューンを進めています。
今回はウーファーのエッジに「ケブタ」を貼ってエッジの音を消すことをやってみました。
「エッジからは音が出ている、この音を消す必要がある」
とは、Ge3が盛んに言っていることですが、私はこれまで「エッジの音」というものをはっきりと認識できたことはありませんでした。
そんな「エッジの音」ですが、この雑音を消すには「ケブタ」というアイテムを用います。
これですね。すでにツィーターには貼ってます。
ただ、ツィーターの時には「ケブタは音をよく攪拌してくれて近距離でも音の焦点を合わせてくれるもの」という認識で使っていましたが、実はこれがそうでは無く、
「ケブタ」の本来の働きは、
「振動をターミネート(消す)する」
ことだったのです。
「Qシート」や「大黒アゲハ」などの制振材(振動しないようにする)とは少し異なり、
入ってきた振動を消してしまう働きがあります。
ケブタの使い方を簡単に言うと、
「振動を消したい物に貼り付ける」です。
と言うことで、ウーファーのエッジに「ケブタ」を貼ってみました。
数量はGe3から指定で12個です。
一塊のケブタからカッターで3ミリ角程度に切り分けます。
それをエッジに接着剤で貼り付けます。
見た目が気になる方にはできないチューンですねw。
(R305はカバーがあり、ケブタや黒アゲハが目立たないので精神衛生上助かってますw)
さて、ユニットを筐体に戻して音出しです。
最初はTVの音が出ていたのですが、
「あれ?人の声がスッキリとして聴きやすい!?」
というのがファーストインプレッションです。
実際に曲をかけてみると、
「各楽器の音がクリアになり、雑味が取れた感じで、やはり聴きやすい」
「エッジの音」って、つまり「雑音」だったのですね!!。
Ge3:「エッジの音が取れると、楽器本来の響きが出てくる」
のだそうです。
そういえばR305にもエッジの部分にスポンジが貼り付けてありました。
Ge3:「昔のエンジニアはエッジからの雑音が聞こえていたんだね」
だそうですw。
録音ではこの差が分かりずらいとは思いますが一応録音してみました。
貼る前
貼った後
貼る前
貼った後
貼る
貼った後
一聴すると、豊かな響きが減っているように聴こえるかもしれませんが、豊かな響きと聴こえていたのは、歪んだ響きだということが分かると思います。
Ge3:余分な音が消えると本当の音だけが残る事になります。
エッジから発生する音のGe3値
3.1p ケブタエッジ
8.2p ケブタ付きエッジ
20.5p オリジナルのエッジ
エッジってかなりうるさいんですね。