R305の素性の良さは確認できましたので(当たり前かw)、早速チューン開始です。
先ずは、Ge3からの指示でハイパスフィルターのコンデンサーの交換をやってみました。
元々のコンデンサーは絶縁油方式でしたが、これがもう劣化しているとのことでしたので、電解コンデンサーに入れ替えます。
コンデンサーはGe3価が高いやつを選んでいただきました。
麻布オーディオWeb店 / [JANTZEN] CrossCap 8.2μF 400VDC
ちなみに絶縁油のコンデンサーですが、メーカーに確認したところPCBは入っていませんでした(入っていたら超めんどくさかったw)
コンデンサーを付け替えて、ハイパスの蓋を閉じようかと思っていたところ、Ge3から次の指示が。
Ge3:「コンデンサーは、適当な木片などを台にしてBOXに固定した方が良いよ」
「木材は繊維方向がコンデンサーに対して直角になるようにして」
要は、櫓と同じ原理みたいです。詳しくはココ。
杉の棒をカットして、
その上にコンデンサーとトランスをエポキシ接着剤で固定しました。
コンデンサーとトランスを固定するのは、どちらも「正しく揺れる」ことが必要なパーツなのだからだそうです。(原理はよく分かりませんが、宙ぶらりんではダメということですw)
この後、赤Q塗ったりする予定ですが、今回はここまでとしてSPの筐体に取り付けました。
音を出してみると、中高音はよく出るようになりましたが、とにかく音が硬い!!。
低音もどこかに行ってしまっています。
まあ、トレーニング期間が過ぎれば音も馴染むだろうと思ってしばらく放っておきました。
(トレーニングの意味はここに書かれています。エージングとは概念が異なります)
そして、改造ハイパスフィルター設置後翌日の音です。
だいぶきつい高音が馴染んできました。
音もよく伸びています。
低音の戻りはもう少しかな?
それにしてもこのSPは音が遠くまで減衰せずに(鈍くならない)よく届きます。