V40の乗り心地改善チューンのまとめです。
足回りのチューンの段階ごとに、主観的ですが足の硬さとスタビリティを数値化してみましたw。それぞれのチューン時には「良くなった、良くなった」と興奮してましたが、冷静になって振り返ると「良くなったけどまだまだ固いなあ〜」と不満がありました。今になってやっと正確な評価ができますw。
比較車 3代目レガシィツーリングワゴン (ビルシュタイン製ダンパー)
足の硬さ:5(一般的な日本車の足の硬さです)
スタビリティ:4(正規のトレッド幅のタイヤを履いていた時は6ぐらいかな?)
*轍にハンドルがとられるのが嫌でトレッドの細い安物のタイヤにしてました。おかげで峠道ではアンダーステアがひどく、フロントがズルズル滑りまくるので無理せずのんびり運転してましたw。ビルシュタイン製ダンパーは一発で揺れが収まり、乗り心地も良くて快適でした。
1<納車時>
足の硬さ:10
スタビリティ:不明
処置したチューン:なし
走行距離:0km
タイヤ:ミシュランPrimacy HP 205/55R16 91W 空気圧260kPs
*あまりの足の硬さにビックリ、そしてげんなり。ディーラーからの帰りの高速道で体が跳ねました( ̄◇ ̄;)。これはエライことになってしまったと冷や汗が出ました。スタビリティを評価するどころじゃなかったです。
2<いきなりフルチューン>
足の硬さ:9・5(−0・5)
スタビリティ:7
処置したチューン:
・「地球独楽・弐」をフロントに2つ取り付け(これ間違った使い方でしたw)
・「茅蜩・鼓粒」をストラットタワーバーの上に左右2個ずつ微弾性接着剤で取り付け
(これも取り付け場所や接着剤の種類がいまいちでした)
走行距離:300km
*まるで2トンダンプかと間違えるような足の硬さがチューンによって幾分和らぎました。大きなギャップは案外しなやかに乗り越えるようになりましたが、小さめのギャップはガツガツゴツゴツきてましたw。
それでも峠道に走りに行ってビックリ(@_@;)。コーナー手前でブレーキを踏んで減速しなくてもスイスイと走り抜けてしまいます。エンジンも超パワフルで、ただ良質な車を入手したつもりだったのにストラットタワーバーも付いているし、実はスポーツカーだったのか?と戸惑いましたw。
3<「地球独楽・弐」取り付け位置修正>
足の硬さ:9・25(−0・25)
スタビリティ:7・25(+0・25)
処置したチューン:「地球独楽・弐」の取り付け位置を車体の前後に修正
走行距離:500km
*「地球独楽・弐」を前後の車軸の外側に設置しなおしてみたところ、硬いとしか感じなかった足回りから、若干ですが「しなやかさ」を感じるようになりました。スタビリティもUPしました(というか限界が高すぎて分からなかったw)
4<秋軽ツーリング時>
足の硬さ:9・25(4人乗車で8・0)
スタビリティ:7・25
処置したチューン:なし(4人乗車での感想)
走行距離:1500km
*乗り心地の悪さに文句を言われるんじゃないかと内心ビクビクしながら友人と4人で秋軽ツーリング。不思議な事に乗り心地は良いとの反応でした。そういえばあまり硬さは感じなかったなぁ〜?。4人乗車+荷物の重さが効いていたのかな?。走行距離も1500kmを超え、ダンパーの硬さも少し取れてきた感じでした。
5<「茅蜩・鼓粒」リアサスに追加、微弾性接着剤からエポキシ樹脂に変更>
足の硬さ:9・0(−0・25)
スタビリティ:7・75(+0・5)
処置したチューン:
・リアサスのマウントに「茅蜩・鼓粒」を左右2個ずつエポキシ樹脂で貼り付け
走行距離:10000km
*必死に内張りを剥がして、リアサスのアッパーマウントに「茅蜩・鼓粒」を貼り付けたところ、アップダウンが連続するタイトコーナーでギクシャクしていた車体の挙動がピタッと落ち着くようになりました。やはり足回りのチューンは前後両方やらないとバランスが崩れるんですね。また、「茅蜩・鼓粒」の貼り付けは柔らかさの残る微弾性接着剤よりガチッと固まるエポキシ樹脂の方がより効果的でした。乗り心地も若干向上。なめらかな路面では直線を走っていると滑空感があり、気持ちよく感じるようになりました。ただ、通勤時に普通に走っている状態ではゴツゴツ感にストレス溜まってましたw。
6<竜巻5号設置>
足の硬さ:8・0(−1・0)
スタビリティ:8・25(+0・5)
処置したチューン:「竜巻5号」をフロント及びリアのアッパーマウントに設置
走行距離:20000km
*これは劇的に効きましたw。(詳しくは過去記事を参照願います)ゴツゴツ感が大幅に減少。コーナリングもよりスムーズにw。「竜巻5号」の設置によって「茅蜩・鼓粒」の性能がUPしたみたいです。原理や理屈は説明しようと思えばできるのですが、異次元すぎるのでやめときますw。やっと普通に走行している時のストレスをほぼ感じなくなりました。あまりにもよく効いたので、Ge3に御礼と報告に行ってきましたw。その際、芦有ドライブウェイをポルシェと走ったのですが、余裕で追走できましたw。初めて思いっ切りアクセルを踏んで走ってみて、なんて楽しいのかと感動しましたw。こんな道が近くにもあれば良いのに。田舎の峠道はたくさんあるのですが、やはり生活道路を飛ばすのは危ないのでやめてます。軽トラ走ってるしw。
7<ダンパーに超結界機器用1枚貼り付け>
足の硬さ:7・0(−1・0)
スタビリティ:8・5(+0・25)
処置したチューン:フロントとリアのダンパーに超結界機器用を1枚貼り付け
走行距離:25000km
*これも劇的に効きましたw。ダンパーの性能が一気にUPしました。微細な振動はしなやかに吸収し、且つコナーリング時にはしかっり踏ん張るという理想の足になってきました。通勤時のゴツゴツ感もほぼ感じなくなり、普通の乗り心地になってきたな〜と感じていました。不思議なのは雨の日に乗り心地が良くなることです。Ge3にその理由を尋ねてみましたが「車の性能が変わるのではなく、運転者がシャンとする」とのことで???ですw。
8<ダンパーに超結界機器用3枚貼り付け>
足の硬さ:6・5(−0・5)
スタビリティ:8・75(+0・25)
処置したチューン:フロントとリアのダンパーに超結界機器用を3枚貼り付け
走行距離:30000km
*Ge3から「超結界機器用を3枚にするともっと効くよ」と言われやってみましたw。これもかなり効きました。変化の傾向は1枚貼りと同じでした。この処置をした後から、マンホールなどを乗り越えるときにタイヤのぐにゃぐにゃ感を感じるようになりました。ダンパーの性能が向上したので、いままで伝わらなかったタイヤの変形が運転者に伝わるようになったのだそうです。と言ってもこれを感じ取れる人はやはり2割ぐらいの割合だそうです。
9<PS3に履き替え+タイヤQ> いまここw
足の硬さ:6・5(−0・0)
スタビリティ:9・25(+0・5)
処置したチューン:PS3に履き替え+タイヤQ
走行距離:33000km
*Ge3の車とオーディオのイベント「筑波DAY」に参加するのに合わせて、タイヤをミシュラン・パイロットスポーツ3に履き替えました。さらにGe3のタイヤチューン技「タイヤQ」もやってみました。今度はフェラーリと走りましたw。
詳しくは次回w。