だいぶ更新をサボってしまいました。人様のブログでよく見かける表現ですが、まさか自分が書く羽目になるとはw。だいたい自分がブログを書いているなんて1年前は想像だにできませんでした。
さて、それではここ最近行ってきた音質・画質向上対策についてUPしていきたいと思います。
先ずは「大黒アゲハ」の効果的な処置事例の続きですが、(前回どこまでいったっけ?)各種オーディオケーブルとSP内部配線への設置まででしたね。
今回は大黒アゲハの「基盤貼り」についてです。基盤の振動の影響は計器では測定できないそうですが、電磁場の中で導体が振動しているわけですから、当然フレミング左手の法則にしたがって微細な電流が発電され、元々の音声信号に混ざりこみ音質を劣化させているわけです。それを人間の耳は聞き分けるのですから大したものですねw。
その基盤の振動を、優れた制振材である「大黒アゲハ」で防いでしまおうという訳です。一番振動が影響している基盤は何かというと、当然冷却ファンの振動をモロに受けているデスクトップPCのマザーボードやグラフィックカードです。
ということで、やってみました。
Core i7の冷却ファンを取り外し(案外簡単です)CPU周りの空いたスペースに「大黒アゲハ」を貼り付けてみました。グラフィックカードも指で触るとビリビリと振動していましたので、同じように大黒アゲハを貼り付けてみました。さらに、DS-DAC-10の基盤の裏面と表面両方にも貼り付けました。
(DS-DAC-10といえば、1月31日に「AudioGate 3 Player Version」がやっとリリースされましたね。この音質向上がすごい!口コミでは多少解像度が向上した程度という評価ですが、私のシステムでは激変といってもい良いほど音質が向上しました。もう空間描写が雲泥の差w。特にライブ音源のステージの広がり感などはびっくりしました。DS-DAC-10オーナーの皆様は早くダウンロードされたほうが良いと思いますw)
音質の変化はというと、SPの内部配線ほどの激変ではないですが、雑味が無くなって音質がクリアになりました。地味な変化ですが、やっておくべき処置だと思います。
基盤の振動対策がケーブル類のそれに比べて音質の変化が少ないということから思いつくことは、いかにケーブル類が振動の悪影響を受け易いか、ということです。基盤はまだ機器のケースに固定されているため、振動といっても僅かですが、ケーブル類は拘束されていない為、振動し放題ですからね。
それなら、ということで、アンプ(sa3.0)内のハーネスも大黒アゲハを貼り付けて振動対策してみました。
写真では少々見えにくいと思いますが、ハーネスの端部付近に貼りついている黒っぽいものが大黒アゲハです。これも地味にノイズ感が減少しました。当然、この後コアブリッドB原綿詰めとFMシートバラ撒きですw。
振動対策は地味な音質の変化ですが、処置する箇所を増やすほど、その効果が加算されていきますのでコツコツと取り組むべき音質向上対策だと思います。白須さんのところでは、鉛のインゴット乗せやさざれ水晶詰め、さらにはベークライト流し込みwなどの手法が紹介されていますが、誰でも簡単に処置できる制振材として「大黒アゲハ」はオススメですw。
そんなわけで、今回は地味な対策でしたが、次回は激変!!!(とんでもない変化でしたw。ほんと摩訶不思議w)パーツのご紹介です。