Ge3から「pro-ject debut carbon」をお借りして、ベルトドライブ式とDD式の音質の差を確認しています。
以下、鳴らし始めからの音質の変化の状況です。
先ずはポン置きで音出し。
情報量が多く、繊細な音です。音のつながりもなめらか。
ですが、なにかヒステリックな感じで音が気持ちよく感じません。
早速、見よう見まねでチューニング開始デスw。
ヘッドシェル?のボルトの間にQシートを貼りました。少し音が落ち着きが出ました。
トーンアームはカーボン製で一体型です。いかにも剛性高そうですね。
Ge3によるとヘッドシェルが交換できる形式は、振動面で思いっきり不利だそうです
( ̄◇ ̄;)
ターンテーブルの裏側にも貼ってみました。ミルフィーユ状態ではなく1枚づつです。
更にヒステリックな感じが納まりました。でも、まだ残っています。
運送中にマイナス情報がついたかも?と思って、「昇氣」で浄化したところ、
更にヒステリックな感じが和らぎました。「武兎」でお祓いもしてみました。
へんだなぁ〜?音に「気持ちよさ」の成分が足りない??
情報量はスゴイです。ケルン・コンサートの楽譜の落ちる場面で、紙が落ちるときの
「フッ」とした空気の動き、床に楽譜が落ちたときの紙がずれる感じがわかります。
DDとベルトドライブの音のつながりの滑らかさを比較するつもりだったのですが、
それよりもDDプレーヤーで出ていた「音の気持ちよさ」が出ないことが気になってしまっています。
音を鳴らし始めて3時間程ですので、単にまだトレーニング中であるだけのことかもしれません。
あれ?さっきの試聴のとき「響」乗せてなかった( ̄◇ ̄;)
もう一度聴き直し。
「響」をレコード盤に乗せて再試聴。
だいぶ違和感がなくなってきました。少し時間を置いてみます。
Ge3からアドバイスがありました。
(リアルタイムで報告しながらセッティングしてましたw)
>芯圧は幾らですか?
当初は指定の1・8g。現在は少し重くして2・0gにしています。
>少し軽い方が良いかも?
了解しました。1・6gぐらいにしてみます。
・・・ああ、大分良くなりました。
>ボディーにQミルフィーユを乗せてみて下さい。
Qミルフィーユ貼りました。
出ました!!w(気持ちのよい音が)
これは効きましたw。この技はアナログプレーヤーのチューンには必須ですねw。
プレーヤーのボディーの対角線上に2箇所貼ってます。
さて、初期セッテイングが何とかまとまりましたので、
DDとベルトドライブの音を比較してみます。
ああ、DDとは音のきめ細やかさがぜんぜん違いますねw。
ベルベットのような音です。
Ge3の言う「DDプレーヤのコンコン」が聴こえたのかは「?」ですが、
「音のつながり」や「音の粒」のきめ細やかさは、圧倒的にベルトドライブのプレーヤーの方が良いですねw。
それに対してDD式のプレーヤーの音は少しザラついて荒っぽい音に聴こえます。
もちろんCD音源などに比べれば、遥かにきめ細やかな音なんですけれど。
カートリッジはortofonの2M。
ベルトドライブということだけでなく、当然このカートリッジによる音質差もかなりありそうです。
https://www.ortofon.jp/product/1/21
写真は「エンジェルファー」で針についた埃を払っているところです。
デリケートな針の埃払いにベストマッチングでしたw。
レコード盤の埃払いにも調子が良いですw。
たぶんマイナス情報も払ってくれてるハズ?w。
< 翌日 >
一晩経ってますます良い音になってきました。リターンフォーエバーの本当の良さが聴こえてきますw。
まるで、美味いとも思わないのにカッコつけて飲んでいたブラックコーヒーの美味しさに、ある日突然気が付いたような感じですw。
< 一週間後 >
良い音で鳴ってくれています。
もうDDには戻れませんw。
設置直後のヒステリックな音が、トレーニング不足によるものなのか、
Pro-Jectのもともとの音質の傾向だったは分かりません。
プレーヤーのチューンとしては、「もあれプラチナPLUS」の接点と支点への塗布や、
「大地F」の上に乗せる、ことなどが残っていますが、現時点でも充分満足できる音質です。(すぐに前言撤回になることは容易に想像できますがw)
アナログプレーヤー導入後、よく聴いている曲の中でも、気持ち良く聴こえる部分が変わってきています。
例えばケルン・コンサートでは、デジタル音源のときはPt.Ⅰの冒頭部分やメロディラインがキャッチーなPt.ⅡCなどを好んで聴いていました。それ以外の部分は、冗長な演奏の繰り返しで少し退屈と、感じていました。
アナログプレーヤー導入後に最も好んで聴くのはPt.Ⅰの中盤から終盤にかけてです。このあたりの曲の展開や音の響きが一番面白く感じるようになりましたw。
デジタル音源の頃は、聴いていてあまり面白くない部分なのに、キースはやけに「ウアッウアッ」とノリノリで演奏しているな?なんて思っていましたが、今ではキースがノッている理由が分かります。
ピアノのアタック音が澄んでいて、伸びやかなのが実に気持ち良いデスw。
おまけです。
実は先日AH!のプリアンプが故障してしまいました。
市野さんに調べていただいたところ、故障の原因はトランス内部の断線で、
修理するには新たに巻き直したトランスに入れ替える必要があるそうです( ̄◇ ̄;)。
そんなことで、先日引退されたばかりの2030に復活していただきました。
やはり、一旦AH!の音を聴いてしまっているので、ぜんぜん物足りません・・・。
シリコン臭い無機質な音を感じてしまいます。なんだか味気ないのデス。
「氣」の成分が少なくなったのかな?。
Ge3に探索していただいたところ、これだけの差があるそうです。
>122p AH!のプリ
>116p SONY2030
(プリアンプとしての絶対Ge3値の差みたいです)
ちょうど首チョンパ状態からの修理が終わった単線の「銀蛇」(N化というチューンがしてあるそうです)2本が届きましたので、
ベルデンのRCAケーブルと挿し替えてみました。
ああ、ほとんどAH!との音質差が無くなりましたw。
低音成分の増加とともに「氣」が出てきた感じです。
これなら聴けるw。
さて、故障したAH!のプリアンプの修理をどうしようかな?
この際、市野さんにチューンしてもらおうかな?
などと考えていたのですが、
事態は思いもよらない方向に進み始めていたのデシタ・・・!?