PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

徒然期 車弄り編 VOLVO V40 その5

車弄り編まとめです。(とりあえず今回で一旦終了。ちょっと追記しました。冬タイヤ履き変え後のインプも追記しました。)

 

Ge3アイテムでフルチューンしてから2週間。走行距離も1500キロを越え、車のGe3チューンによるトレーニングもほぼ終わったと思いますので、旧友達を誘って秋の蓼科・軽井沢に長距離ツーリング(往復300キロほど)に行ってきました。その際のV40のインプレッションです。

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先ずは乗り心地。足回りのGe3チューン(「超結界」「地球独楽・弐」「茅蜩・鼓粒」「要石25」)のお陰か、納車直後に比べると突き上げの感の角がほとんど取れました。平滑な路面ではコツコツ感も無く、まさに滑空しているようです。

コツコツ感が無いという感触は「超結界」によるチューンの特長ですw。ゴツゴツ感がコツコツ感にコツコツ感は振動無しに1ランク低減されます。「超結界」は車を構成している全てのパーツが本来持っている性能を引き出すということですので、いろんな所に効いているのでしょうが、乗り心地の変化が最も分かりやすいです。

路面を滑空しているような感触は「地球独楽・弐」によるチューンの特長です。仮想マスダンパー効果だということですが、コーナーを旋回していくときのグリップ力の向上や、大きなギャップに対するサスの動きを軽く俊敏にし、車体の安定や衝撃の吸収することにも効果がありました。

「茅蜩・鼓粒」はレガシィに設置した際に、サスペンションの取り付け部の剛性が向上して、路面のうねりがリニアに感じられるようになったという効果がありました。V40でも効いているとは思うのですが、古いレガシィとは次元の違う車体の剛性感の高さにより、もともと素の状態で路面のうねりは十二分に感じ取れていましたので、「茅蜩・鼓粒」の効果はいま一つ分かりませんw。

いずれにしても、V40の足の硬さが取れるのは、普通だと最低でも3000キロ以上、多い方だと8000キロ走らないと、感じないことだそうです。1000キロ台ですっかり突き上げの角が丸くなったのは、やっぱりGe3チューン効果だと思いますw。

また、2万キロも走った試乗車になると、別物のように硬さが取れているそうですので、これから素の足回りの硬さがほぐれて行くに従い、Ge3チューンとの相乗効果で、ますますしなやか且つ踏ん張る足回りになってくれる事を期待するところですw。

とはいえ、現状ではまだ硬さが残っていますので、他人を乗せたときの反応にはちょっとビクビクでしたw。特に後部座席には走行しているときに乗ったことがありませんので未知の世界ですw。恐る恐る乗り心地を友人達に訊ねてみると・・・

「乗り心地は良い」「体が左右に揺れなくて楽」と意外に好評w。また、「疲れない」という声もありました。

 この「疲れない」という点については運転していても感じていまして、峠道を中心に、一日8時間ほど運転したのですが、まったく疲れを感じませんでした。

出発前は「一人で一日運転するのはちょっとキツそうだなぁ、途中で友人に交代してもらおうか?」などと考えていたのですが、夕方になってもピンピンしていましたので、結局一人で運転するはめになりましたw。(同乗者も同く疲れなかったみたいで、夕方になっても元気が衰えず横や後ろで騒ぎまくりw)。

サポート性の良いシートのせいなのか?少し固めの足回りの方が疲れにくいのか?それともGe3チューンの摩訶不思議効果なのか?(w)、とにかく何十年も車を運転してきましたが、こんなことは初めてでしたw。

 

乗り心地の追記です。

現在、走行距離が3000kmを越えましたが、すっかりしなやかで且つ締まった足回りになってくれましたw。ハッキリ言って乗り心地良いですw。同乗者も口々にそう言います。当初はあまりの足の硬さに、「ネオチューン」(ダンパー内のオイルを変えて足を柔らかくするっていうチューニング方法だそうです)をしようかなんて本気で考えていましたが、その必要はありませんでした。V40の足の硬さに悩んでおられる方は、Ge3チューンお勧めですw。自分で出来ますしw。それと、この車、乗り物酔いしやすい人を乗せてワイディングを長時間走っても、車酔いしません。

 もう一つ追記です。                              先日、冬の降雪シーズンに備えて先日早々とスタッドレスタイヤに履き替えましたが、乗り心地はさらに良くなりました。(タイヤは純正のピレリです)しっとりとした路面を滑っていくような感触になり、車の挙動が上質でスゴク気持ちよいw。これは絶品ですw。40キロから60キロの速度域で上質な揺れを感じながらまったりと運転するのが最近の楽しみです。(反面、クイックさとコーナーでのグリップは少し減少しましたが、これは止むを得ないw。来春にはさらにしなやかな足になってくれていることに期待ですw)

当初はこの車はスポーツカーであって、ファミリー向きの車では無いと思いましたが、この乗り心地は異次元レベルです。ロールも無く路面を滑空していきます。それでいてコーナーでも早いw。ファミリー向けの方にもお勧めでした。ただし、Ge3チューン前提ですがw。(ちなみにチューン後のGe3値は127.9pzに向上しているそうですw)

 

続いて峠道での走行フィールについてです。

私の走行スピードでは、コーナーはもう直線と変わりませんw。レガシィだったらブレーキを踏んだであろうコーナーが迫っても、その必要性をまったく感じないのですw。アクセルを抜いてステアリングを軽く切るだけでフラットな姿勢を保ったまま何事も無かったかのようにコーナーを曲がっていきます。不思議なのは、普通より早い速度で旋回しているのに、横Gをあまり感じないのです。シートのせいかな~?

タイトコーナーが連続する箇所での切り返しでも、高い車体剛性のお陰で、車体の歪みをまったく感じません。コーナーをヒュンヒュンと軽快に駆け抜けて行く際の、車体の重心がスムーズに、且つしっかり感を伴って移動していく感じがとても気持ち良かったですw。同乗者もコーナリングの際のストレスを感じていないようでした。この点も疲れを感じない要因ではないでしょうか。

また、コーナーでも先ほど述べたように加減速をあまりしないで済むので、エンジンも低回転のままで静かです。エンジンの騒音はけっこうストレスになりますので、こういった点も疲れない要因の一つではないかと思います。(私はエンジンの爆音にはあまり萌えないのです。それよりもメカニカルノイズの方に萌えますw。ガキューンとかシューンとかw)

タイヤは標準のミシュランですが、計測してもらったGe3値は119Pzと倶楽部員にはちょっと届いていません。いつの日か、ピレリ P Zero Rosso(126Pz!)に「タイヤQ」チューン(タイヤの内側にQシートをベタベタと貼り付けるという荒業ですw)を施して133.8Pz(!!)の世界を味わってみたいですw。

もちろん、その際は「超結界5」にグレードアップして、車体のGe3値も133Pzに向上させ、V40の限界性能を引き出してみたいですw。現状(車体127.9Pz、タイヤ119Pz)でも、トンでもない性能なのに、いったいどんなことになるのやらw。

 

そして、我々オーディオ・マニアにとって重要な要素であるカーオーディオの音質。V40のカーオーディオの音質は素の状態で122pzあり、立派に倶楽部員ですw。中身はアルパイン製らしいです。レガシィのときには、マッキントッシュのシステムでしたがそれはボケボケ、スカスカのひどい音質で、Ge3チューンするまで十数年間不満の残る音質で聴いていましたので、今回は最初から良い音にしたいと考えていました。

ノーマルの状態のシステムの音質はというと、中高音は澄んだクリアな音質、低音はイコライジングの関係か少し強調してある感じでしたが、よく締まったエネルギー感の強い音質でした。(低音はイコライザーで調整できます)

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前部ドアのSP。

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後部座席のSPも2ウェイで手抜き感がありませんw。

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エアコンの下の隙間がCDの差込口です。スマートフォンやUSBの音源も使えます。

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ぐぬぬ、機器本体が覆われていて手が出せない。しょうがないからアイテムの貼り付け作戦かな~?とりあえず置いた超結界機器用が下にありますw。

 

ただ、中高音の艶や鮮烈感、立体感は少し物足りません。足回りのチューンと併用ですが、バッテリー端子に「もあれプラチナPLUS」を塗布、同じくバッテリーに「要石25」を設置、電源ケーブルに「雷知3F」を巻きつける、というチューンをしてみました。

 まだまだトレーニングの途中だとは思いますが(毎日すこしずつ変化していますw)、だいぶ艶と立体感が出てきました。

今回の旅の途中で、キースジャレットの「ケルンコンサート」をかけてみたところ、蓼科高原の紅葉にベストマッチ。世界がシンと静まり返ります。(それまで騒いでいた同乗者達が一斉に静かになりましたw)芯があり澄んだ音です。ピアノはメインシステムより良いかもしれません。

POPな曲に変えると、ベースが体の芯に響く!w。低音の締まりとエネルギー感はメインシステムより上ですw。さすが122pz。もっとも「要石25」や「もあれプラチナPlus」「雷知3F」「超結界」で電源関係をチューン済みですので、Ge3値はもっと向上しているかも?w。(そういえば「超結界」も積んでましたw)

音質が良かったこともあってか、帰り道では同乗者が自分のIPhoneBluetoothを介して接続し、ナツメロ大会で盛り上がりましたw。(車の持ち主である私は繋ぎ方が分からなかったのに、あれよあれと言う間にペアリングされてしまいましたw)

こういった使い方も良いですね。私はBluetoothなんて音質が悪いと決め付けていて、接続の仕方を調べてもいませんでしたw。便利になったもんだ。

 

*カーオーディオも追記です。

この車、荒れた路面ではロードノイズがちょっと入って来やすいのですが、エンジン音は良く遮蔽されていますし、平滑な路面での静粛性はけっこう高いです。また、ボディ全般の剛性が高いせいか、大音量で曲をかけても余計な共振を感じないため、交響曲を大音量でかけるとメインシステムより気持ち良いですw。仲間が、妙にこの車に乗りたがるのも、この車でお気に入りの曲を聴きたいが為みたいですw。

 

終わりに、V40のネガティブな評価も上げときます。

とにかくこの車は足回りはもとより車全体の雰囲気が硬い!。そしてゴツイ!w。国産車のような柔らかな優しい雰囲気は微塵にも感じません。これに慣れるのに一苦労。慣れてくるとそれほど気にならなくなってきましたが、最初は面食らいました。北欧の車ってこんな感じなんですね。生真面目で、ゴツイ北欧の女性って感じです(全て想像の世界ですw)。それでも使い込むつれて少しずつ柔らかな雰囲気も出てきています。

そして、アイドリングストップからのスタート時は、エンジンがかかってクリープ力が出てくるのに合わせてタイミング良くアクセルをそ~っと踏まないとギクシャクした発進になってしまいます。

コツを掴めばそれまでなのですが、練習が必要です。これはV40や欧州車に採用が広がっているデュアルクラッチトランスミッション(DCT)というトランスミッションのせいだと思います。(DCTについてはググってくださいw。要は、メカニカルなギアチェンジを自動でやってくれる機構です。一応オートマの一種に分類されていますがトルコンではありませんw)

アチェンジのショックをまったく感じなかったり、トルコンのような滑る感じが無くダイレクトな加速感があるのは良いのですが、極低速時の取り扱いに神経を使います。アイドリングストップからの坂道発進では車が少し後ろに下がってしまいます。これにはビビッたw。アイドリングストップをオフにしておけば問題ないのですが。まあ、低速時はトルコンの方が楽ですね。

低速時の回生ブレーキにも違和感を感じます。こういった制御がまったく無い、旧式な車(レガシィ)に長年乗り続けてきたせいもあるのでしょうが、とにかく自然なフィールではありません。エンジンブレーキをかけていないのにかかってしまう、みたいな感じです。ある程度の速度(30キロ以上)になれば感じないのですが。

*追記です。これ雪道用のチューニングでした。低速域でアクセルを抜くと、しっかりエンジンブレーキが掛かり、下りの坂道でも速度が上がりません。一定のスピードで安心して降りていけます。さすが北欧車。凍結路対策はバッチリです。慣れないうちは坂道に差し掛かるとローギアに落としたりしてましたが、Dレンジのまま雪道を走れます。かえってDレンジの方が楽w。

クルーズ・コントロールや各種の安全装備は非常に優秀です。これらについては、色んな記事がWeb上にUPされていますので、そちらをご覧ください。ブレーキも繊細なコントロールができて操作しやすいです。

燃費も「e-燃費」のサイトでは我が愛車がダントツの数値でしたw。チューンが効いているんだろうな~w。(街乗り14km、高速15.9キロですヽ(・∀・)ノ)

 

そうそう、忘れていました。

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やっぱり「エンジェル・ファー」を吊るさなくちゃねw。一気にそれまでぶつかり合っていた音同士が馴染み、音場にまとまりと奥行き感が出ましたw。

以下、おまけ。

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軽井沢の旧三笠ホテルで出されていたという「三笠カレー」美味かったです。

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 信州は木曽谷、開田高原の紅葉ですw。