今回のネタは、Ge3らしく単純明快で効果抜群のチューンですw。
昨年末の試聴会の際、Ge3代表のきささんから、
「低音が遅い。部屋のトレーニングが必要。特に床の強度が足りない。
SP前面のフローリングに「地球独楽」を貼ると床の強度が増す。貼る位置はSPの正面80センチ」
と、相変わらずGe3ユーザー以外は何のことかわからない指摘が飛び出しましたw。
「地球独楽」は「制振アイテム」の一種でありますが、より正確に言うと「調振アイテム」、つまり貼り付けた素材の「振動の周波数を変えてしまう」働きがあります。
この場合、フローリングの床に「地球独楽」を貼ることにより床の振動特性を変え、SPの低音による床の共振を少なくする、ということを意味しています。
ということでしたが、この時は「地球独楽」の手持ちが無かったので、この技は試せませんでした。
この事を試聴会のネタの一つとしてGe3のBBSで紹介しておいたところ、
「送るからやってみてw」
と、Ge3から「地球独楽」が送られてきました。
早速やってみます。
SP前面のフローリング、距離80センチの所にペタリ。
さて、どんな音になったかな・・・
一聴で違いがわかりますw。
低音の音像が締り、それに伴ってステージ感が強まりました。
低音のエネルギー感もぼやけずに密度が濃いまま飛んできます。
グルーブ感が増して曲が楽しく聴けますw。
大音量にしても音が割れませんw。
普通の木造住宅で、床がフローリングの場合は必須のチューンですねw。
木造住宅の床の強度を高めるには、床を支える根太や梁を太くするなど、家の構造から手を入れなければならないので、実際に行うにはかなり無理があるのですが、地球独楽を床に貼るだけで済むのなら、床の強度アップ(仮想)の手段として、こんな簡単な事はありませんw。
地球独楽の原理や効果を考えればすぐに思いつきそうな手法なのに、気が付きませんでした。もっと数を増やしても良さそうです。
久々にこのフレーズを使ってみます。
「フローリングには「地球独楽」を貼るべし!」デスw。