ファインメットその5
SPの内部配線のノイズ取りが効果があった為、「これは全てのケーブルでノイズを拾ってしまっているぞ、除去しなければ」と、影響を及ぼしていると思われる全ケーブル(タップ・電源ケーブル・USB・RCA・SPケーブル、私の部屋がある2Fの電源系統に接続されている機器の電源ケーブル、等々)にひたすらFMシートを巻いていきました。
シートを巻きつけた場所はプラグやプラグに近いケーブルの部分などです。(ケーブルの中間部分でノイズを拾っても、ケーブルの両端にFMを処置することでノイズを拾えるだろうという考え方です。根拠は何もありませんw)
特に重要だと思ったUSB・RCA・SPケーブルには、FMビーズも数個ずつ貼り付けました(相変わらずセロテープ貼りですw)。
処置を進めれば進めるほど音質や画像がクリアになっていきました。しかし音声信号については、多少音が小さくなる傾向がありました。
このあたりが難しいところです。やはりアナログ信号系統ではノイズだけでなく音声信号まで削ってしまう状況が生じていると思われます。
ただし音質は処置する箇所を増やすほど、ノイズ感が無くなってクリアで立体感が増し、微細音が聞こえるようになり余韻も伸びます。
そのため普段より音量を上げて聴くようになりました。例えて言うなら、吟醸酒を仕込む為に山田錦を半分以下まで精米で削ってしまうような感じでしょうか?(なにか違うようなw)
アナログ系統は、やり過ぎないように音を聴きながら少しずつ処置する箇所を増やしていくことが良いと思います。(私はせっかちなもので、一度に全ての処置を進めてしまいましたので、何がどう効いたのかよく分かりませんw。参考にならなくてスミマセン)
音声信号とは逆に、HDMIケーブルの画像信号(デジタル)は良い影響しか受けないようで、発色が鮮やかになりレンズフレア等の微細な表現が見えるようになり、光量もUPするという結果でした。やはりデジタル信号系とFMは相性が良いようです。
さて、もう一つの本題です。
ラダーケーブルでは太過ぎてFMビーズの穴に芯線を通すことが出来ませんでしたが、ベルデンのSPケーブル(BELDEN 8470)ならFMビーズの穴に通せそうです。
早速やってみると、何とかFMビーズの穴に芯線を通すことができました。FMビーズは805Dの端子に接続する直前のケーブル部分にはめ込みました。(スミマセンが写真はありません。すぐバラしてしまったもので)
その状態で805Dに接続し、効果を確信しながら音を出してみると、アレレ?なんだこりゃ?でした。以下、当時の報告メールです。