PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

劇症期 16

ファインメットその5

 

 SPの内部配線のノイズ取りが効果があった為、「これは全てのケーブルでノイズを拾ってしまっているぞ、除去しなければ」と、影響を及ぼしていると思われる全ケーブル(タップ・電源ケーブル・USB・RCA・SPケーブル、私の部屋がある2Fの電源系統に接続されている機器の電源ケーブル、等々)にひたすらFMシートを巻いていきました。

 

シートを巻きつけた場所はプラグやプラグに近いケーブルの部分などです。(ケーブルの中間部分でノイズを拾っても、ケーブルの両端にFMを処置することでノイズを拾えるだろうという考え方です。根拠は何もありませんw)

 

特に重要だと思ったUSB・RCA・SPケーブルには、FMビーズも数個ずつ貼り付けました(相変わらずセロテープ貼りですw)。

 

処置を進めれば進めるほど音質や画像がクリアになっていきました。しかし音声信号については、多少音が小さくなる傾向がありました。

 

このあたりが難しいところです。やはりアナログ信号系統ではノイズだけでなく音声信号まで削ってしまう状況が生じていると思われます。

 

ただし音質は処置する箇所を増やすほど、ノイズ感が無くなってクリアで立体感が増し、微細音が聞こえるようになり余韻も伸びます。

 

そのため普段より音量を上げて聴くようになりました。例えて言うなら、吟醸酒を仕込む為に山田錦を半分以下まで精米で削ってしまうような感じでしょうか?(なにか違うようなw)

 

アナログ系統は、やり過ぎないように音を聴きながら少しずつ処置する箇所を増やしていくことが良いと思います。(私はせっかちなもので、一度に全ての処置を進めてしまいましたので、何がどう効いたのかよく分かりませんw。参考にならなくてスミマセン)

 

音声信号とは逆に、HDMIケーブルの画像信号(デジタル)は良い影響しか受けないようで、発色が鮮やかになりレンズフレア等の微細な表現が見えるようになり、光量もUPするという結果でした。やはりデジタル信号系とFMは相性が良いようです。

 

さて、もう一つの本題です。

 

ラダーケーブルでは太過ぎてFMビーズの穴に芯線を通すことが出来ませんでしたが、ベルデンのSPケーブル(BELDEN  8470)ならFMビーズの穴に通せそうです。

 

早速やってみると、何とかFMビーズの穴に芯線を通すことができました。FMビーズは805Dの端子に接続する直前のケーブル部分にはめ込みました。(スミマセンが写真はありません。すぐバラしてしまったもので)

 

その状態で805Dに接続し、効果を確信しながら音を出してみると、アレレ?なんだこりゃ?でした。以下、当時の報告メールです。

 

「白須様
ビーズにベルデンのSPケーブルを差し込んでSPに接続したところ、小音量でも音割れがしました。ケーブルの外から貼り付けた場合は音割れしませんでした。原因は不明です。現象報告でした」
 
と、あっさりした音割れについての報告をしたのですが、何故か白須さんの方では過剰な程の大騒ぎになっていましたw。なんでも、お客様のシステムに処置する寸前だったとかw。
 
ということでw、「SPケーブルの芯線をFMビーズの穴に通して使用すると音割れが生じます」。FMビーズをSPケーブルに沿わせた場合は音割れは生じません。原因は分かりませんw。
 
ただ、音声信号をあれほど変化させるとはいったいどんな作用原理なのでしょうか?どなたかメーカーに訪ねてみてくださいw。
 
写真が無いのも寂しいので、画質チェックに用いているMMD動画のワンシーンを貼っておきます。画質が良くなると、下記のようなレンズフレアや虹色が見えてくるようになります。(コピー、加工しているため少し見にくいですが、実際はもっとクッキリと見えています)
f:id:hkatahkata:20140103102154p:plain
 
この動画はレンズフレア(光の表現で使われる六角形などをしたアレです)の表現が多用されているのですが、画質が悪いうち(ノイズが多いうち)はこれがボヤけてしまっていて、あまり見えません。特に上記画像の虹色は画質向上処置を行っていって最後の最後に見え始めます。
 
音質向上、例えば分解能の向上とか立体感の向上とか、を視覚的に表現すると、こんな感じ(ノイズに埋もれていた情報がクッキリと見えてくる)ではないかと考えています。
 
画質が良くなると画面がレンズフレアだらけになりますw。お試しあれw。(ちなみにニコ動のプレミアム会員でないとHD画像は見れません)
 
ミクちゃんあざといw
 
*この後、なんとなく所有のタブレットでこのMMD動画を見てみたら(通信速度が遅くてストレスが溜まるためタブレットでMMD動画なんか見たことがありませんでした)、最初からレンズフレアや虹色が見えるではありませんか!
 
最新の液晶の画質はすごい(いまさらかw)。上記記事は、あくまで2008年に発売されたPanasonicTH-32LX80という家庭用の液晶TVの画質向上ということでご理解願いますw。
 
しかし、その旧式の液晶TVが最新のタブレットと同等の画質で、それも32インチの大きなサイズで見れるというのは改めてスゴイ事だと思います。
 
元々の画質がボヤけていたからこそ、画質向上の効果的な処置が確認できたのだと思います。このことが重要な成果でした。(電源・HDMIケーブルや本体のノイズ取りです)いずれ整理してUPします。