601aの不便なところは、スピーカーの裏側にボリュームが付いていますので、SP本体のボリュームを変化させる時には、左右のスピーカーまで移動してボリュームを調整しなければならないことでした。また、その際に左右の音量のバランスをとることも一苦労でした。
そんなときに見つけたのが「KORG DS-DAC-10」でした。
DS-DAC-10
このDS-DAC-10は、私のPCオーディオのクオリティを一気にレベルアップしてくれたのですが、やっぱりそのときの私はDAC?なにそれ美味しいの?状態でしたのでw、DACとは何かを理解することから始めなければなりませんでした。(肝心のDSDがどんなものかなどは入手してからやっと理解しましたw)
DACとはデジタル・アナログ・コンバーターの略で、要するにPCのUSB出力(デジタル信号)からUSBケーブルで接続すると、DAC内部でデジタル信号をアナログ信号に変換し、RCA出力などからアナログ信号が出力できる、といったものでした。
DS-DAC-10のRCA出力はボリューム調整出来ないとのですが、ヘッドフォン出力はDS-DAC-10本体のボリュームで調整できることを知り、この出力から601aに接続すればDS-DAC-10のボリュームで601aの音量を左右同時に調節できるはず、と考えました。
そこで、マルチョウ・エンジニアリングさんに特注でTRSフォーン→ラダーケーブル3m→TSフォーン×2 のラダーケーブルを製作してもらい、DS-DAC-10と601aを接続してみました。
特注RCAラダーケーブル
当時のアホなシステム構成w
結果は上々。DS-DAC-10のボリュームで出601aの音量を上手く調整できるようになりました。我ながらアホなことをやっていますw。でもこの頃はまだアンプなどを買わずにパワードSPですませたいと思っていたのです。
KORG DS-DAC-10 その2へ続きます(こっちが本題)