電源の質は決定的
「オーディオの音質差は、電源の質の差」
「結局、聴いているのは電源の音」
市野さんのお言葉です。
先日、アイソレーショントランス の入力を200Vにしたのと同時に、分電盤からのケーブルをドイツ製のビンテージケーブル(=あかんケーブル。当時の製造技術で偶然に出来たケーブルでロストテクノロジーらしい?)に変更しました。
それ以来、TIDALで曲を鳴らせば、とろけるような極上の音がSPから流れ出しますw。
この電源のチューンにより、しばらくシステムの機器のトレーニング(*)が必要だったらしく、時間の経過とともに音質が変化していき、チューンから3週間程度経った頃に落ち着きました。
*トレーニング:Ge3独特の概念で、システムに新しい機器やアイテムを加えると、それがシステム全体に影響を与え、馴染むまでに時間がかかること。システムに新しくレベルの高い機器やアイテムを加えた場合、システムの各機器がその機器やアイテムのレベルに合わせようとトレーニングをして、従来より高いレベルで作動するようになる。その間はシステムの音は変化し続けるため一時的に乱れる。高いレベルのトレーニングについて行けない機器やアイテムもある。新規導入した機器やアイテムのレベルが低かった場合、システムの機器やアイテムはその低いレベルの機器やアイテムに引っ張られてパフォーマンスが低下する。エージングやバーニングと呼ばれる概念はこの現象の一部だけを捉えている。
特に当初はSPのkappaが新しい電源の質について行けずに、ウーファーから割れた音が出るようになり「流石にこのSPではもう無理?・・・」と思ったりしていたのですが、その後、なんとか踏ん張ってトレーニングに耐え、滑らかな音を出してくれるようになりました。まだまだ頑張ってくれそうですw。
以下は、現状の音質の印象(TIDAL)です。
音に艶や潤いがある。
音が滑らか。
音の鈍さが無い。鮮度が良い。
音像に強い芯がある。
分解能は極上。
音場の深いところから音が響いてくる。
音場が澄んでいて、音場に繊細で明確な余韻が伸びていく。
低音がダブつかない。風のよう。
演奏者の「ため(=演奏のリズムや強弱を微妙に調整するさま)」が良く分かる。
一音一音が心地良い。
晴れの日でも雨の日でも音質差が生じない。
音質に不満を感じないので、システムをチューンしようという意欲が湧いてきません。
やはり電源の質の差は決定的でした!!。
ということで、今年は恒例のお正月チューンは無しですw。
そういえば「mora-qualitas」を試してみましたが、やっぱりダメでした。
高音の響きが不自然です。ハイレゾっぽい音にしようとしているというか・・・。
TIDALを超える音楽配信サイトはなかなか登場しませんね。