「あかんケーブル」で 200V〜。
知り合いの電気工事屋さんにお願いして、トランスへの配線を200Vにしてもらいました。
工事の代金は、使っていないパイオニアのAVアンプとビクターのウッドコーンスピーカーをお譲りするということで手打ちとなりましたw。
そして、使用した電線は「あかんケーブル 白」ですw。
200Vにするにあたって、どうせなら電線も質の良いものにしたいな〜と思いまして、市野さんに問い合わせてみました。
私:「何かいい電線はありませんか?」
市野さん:「こんなところかな・・・」
1)あかんケーブル 白 シングル
2)Siemens '40 撚り線
3)Körting '30 単線
一番のおすすめは、やはり「あかんケーブル」だそうです。
もう在庫も残りわずかだとのこと。
また、あかんケーブルの場合、トランスへの入力に用いるには容量が足りないので、片方2本ずつ用いる必要があるそうです。
Ge3にも電線のGe3値を確認してみました。
Ge3:「Ge3値126.3p あかんケーブル」
(Ge3値:Ge3が製品を評価するときなどに用いる128を頂点とする対数です。この値が120を超えると「いい製品だね。これはオススメ!」っという感じで、126を超えると「これスゲ〜!!!ビックリ(@_@;)」という感じになりますw)
さすが「あかんケーブル」。堂々の126P超えw。他のケーブルの追随を許しません。
そんなことで、あかんケーブル以外の選択肢は無くなり(費用面は・・・)
「あかんケーブル」をお願いしました。
注文後、市野さんが持ってきてくれた「あかんケーブル」の束。
いよいよこれで最後だそうです。
分電盤から部屋のコンセントまでの距離を測り、必要最小限のm数を分けて頂きました。
それから約一月たった昨日、電気工事屋さんのスケジュールがやっと空いたので、200V配線工事をやってもらいました。
分電盤内の子ブレーカーの空きがなかったので、電気の使用量が少ない部屋の子ブレーカをまとめて一つ空きを作り、空いた100V用の子ブレーカーを外したスペースに200V用の子ブレーカーを設置しました。
(さすがに自分では無理な作業でした。大体自分でやるのは法律違反〜w。専門の有資格者の方にお願いしましょう)
当初は部屋のコンセントに配線を接続してもらうつもりだったのですが、線の長さがちょうど良かったこともあり、トランスに直結してもらいました。
配線に間違いがないかチェックして、異常がありませんでしたので、いよいよ音出しですw。工事をしてくれた電気工事屋さんと一緒に試聴しました。
最初は「TIDAL」です。
「音に芯ができた!・・・音場が深い!・・・分解能が向上してこれまで混ざっていた楽器や演奏者の位置が分かれた!・・・低音が風のようで且つ前に出てくる!・・・」
いい感じです〜w。イメージしていた通りのハイエンドの音ですw。
続いてアナログレコードの試聴に移りました。
用いた曲はキースジャレットのケルンコンサート です。
「音の芯が鋭い!(これが俗に言うスピード感というものなのか?)・・・どう表現して良いか分からないが、とにかく圧倒的な音・・・」という感じでした。
同じ曲を「TIDAL」でも聴いて比較してみると
「音が鈍い・・・音の中身が詰まっていない・・・表面だけのハリボテの音・・・」
アナログ音源と比較してみると、デジタル音源はいかに情報量が削られているかがハッキリと分かります。200V化以前はこれほどの差は感じなかったのに。
これには一緒に試聴した電気工事屋さんも
「全然違いますね〜!!。レコードの音がこんなに良いなんてビックリしましたw」
というご感想でしたw。
最後にGe3に質問してみました。
私:「今回の音質向上において、「200V化」と「配線のあかんケーブル化」の音質向上効果に占める比率はいかほどでしょうか?」
Ge3:「200V化・・・25%、あかんケーブル化・・・75%」
「あかんケーブル化」が大きく効いているようです。
「200V化」だけだったら、そんなに効かなかったのかな?w。