プリアンプ本体の赤Q チューンその1
これまで絶大な音質画質向上効果を得ることができた赤Qチューンですが、
いよいよ本丸です。
市野式プリアンプ本体のチューンを決行します!!
このプリアンプ、中身に超弩級パーツが多数使われております。
私には未だにその価値がよく分かっていないのですが、一見しただけで
「只者ではない ( ̄◇ ̄;) 」ということだけは分かります。
見てください、これを、
これを、
これを、
そしてこれを!!
1、2、3枚目の写真がフラットアンプ部の構成になります。
このプリアンプを注文する際に、市野さんからフラットアンプの仕様について、以下の提案がありました。
一般的な構成ですが、Ge3で言うところの「気」が出にくいような気がします。
2)「真空管で構成し、送り出しのトランスを使わない」
1)よりはまあ良いかと言った程度。
3)「真空管で構成し、トランスで送り出す」
当方で常用しているタイプです。トランスがバンドパスフィルターになるためか、再生音が安定しているように思います。
*3)の方式でお願いしました。当然コストは上がります。
( ; _ ; )/~~~サヨナラ、諭吉さん・・・
そして4枚目の写真ですが、
同じく以下の仕様提案がありました。
ボリューム用の素子として次の3種が有ります。
1)「通常のポテンションメーター」
ごく普通に使われるタイプです。2)、3)に比べるとある意味平板な音
2)「抵抗切替型アッテネーター」
2つの固定抵抗で信号を分圧するため、信号の劣化が少ないのが特徴で、色づけのない正確な音
3)「トランス式アッテネーター」
信号経路に高抵抗が入らないのでロスが極めて少なく、音抜けが抜群
*音抜けが抜群・・・。これを知って1)や2)を選択できるはずもない・・・
(o_o) フカクカンガエナイコトニシヨウ・・・
正直言って、当時はこれらの仕様の違いの意味さえも分かっていませんでしたが、現実逃避しながら勢いのみで依頼してしまいましたw。
「トランス式アッテネーター」
すごいですね〜。見た目は完全に芸術品ですw。美し〜!!。
シームレスなボリューム変化ではなく、「カシッ、カシッ」という音ともに段階的に音量が変わります。
オーディオメーカーではまず採用できないパーツですねw。
こんな超弩級パーツには、いかに鈍い私でも「赤Q」を塗るのは気が引けましたので最後の方までチューンを伸ばしていたのですが、まだ見ぬ高音質の世界を見たいがためについに手を出してしまいました・・・。
続く