お正月チューンw
今年も、恒例のお正月チューンをやっていますw。
今回行ったのは、特注DACのGe3チューンです。
チューンの内容はオーソドックスなもので、
① 「Qミルフィーユ」によるICチップと基盤の制振
② 「赤Q」によるコンデンサーとトランスの性能向上
です。
DACは、市販品では無くGe3が絶賛するオーディオ機器製作の匠こと市野さん作の特注DACですw。お試しで我が家に来たのですが、その圧倒的な音質を聴いてしまったからには手放すわけにはいきませんでした。
(電源部と信号変換部は別の筐体に収まっていますので、合計3つの機器で構成されています。この写真はDAC本体です)
情報量・迫力・鮮度が素晴らしいこのDACですが、少々気になる点も。
僅かですが音にざらつきを感じるのです。音の艶がもう少し欲しいと言っても良いかもしれません。
この音のざらつきが何を原因としているかは分かりませんでしたが、蓋を開けてみると中にはICチップがいくつか見えます。
ICチップ(情報処理が高密度で行われているところ)のチューンといえば、Ge3のスーパー制振材「Qミルフィーユ」の出番です。
5ミリ角に切った「Qミルフィーユ」をICチップに貼り音出しをしてみました。
(赤丸で囲ったICチップにQミルフィーユを貼りました。青バツのICには貼らない方が良いという情報をある手法で入手しましたので貼っていません。その手法?禁則事項ですw)
音出しをしてみると・・・
これはかなり効きましたw。それも即効でw。
音が澄み、音像が締まり、音のざらつきが大幅に減っています。
やはり電磁場内でICチップが振動することによりノイズが発生していて、それを音のざらつきと感じていたようです。
このフレーズの出番ですねw。
「ICチップには「Qミルフィーユ」を貼るべし」
です。
この処置を行っている際に気が付いたのですが、プリント基板も4角しかねじ止めされていませんので、基盤の中央部分が振動しやすい状態でした。
そこで基盤にも「Qミルフィーユ」を貼ってみることにしました。
(2センチ角の「Qミルフィーユ」を基盤中央に貼ってみました)
音出しすると・・・
あら〜、音がかなり寂しくなってしまいました。効きすぎのようです (´・ω・`) 。
この後、なんだかんだやっていましたが、最後はGe3にお伺いし、5ミリ角で充分と教えていただき、5ミリ角に修正しました。
ちっちゃいですねw。「Qミルフィーユ」は非常に制振効果が高いので、こんなもので充分でした。
基盤の制振処置によって、音像の輪郭が締まり、音場のノイズ感がさらに減りました。
チューンの狙いとしては正解だったようですw。
続いてのチューンですが、今度は「赤Q』の出番ですw。
「赤Q」はQ粉を含有した水性塗料ですが、塗った部材の性能を全般的にUPさせる効果があります。
赤Qをkappaのネットワーク基盤に塗った時の音の張りの増大さにはビックリしたものですw。
(塗布前です。コンデンサーとトランスに塗っていきます)
Ge3によると、「トランス」とそして「コンデンサー」はICとは逆に、振動が必要なパーツなのだそうです。
トランスは自由に振動させてあげる方が良い、ということは以前聞いていましたし、電磁誘導による振動を妨げない方が良いというのは、なんとなくイメージしやすいのですが、コンデンサーもその振動を殺してはいけないとは少々意外でした。
私にはその理由は分からないのですが、Ge3によるとコンデンサーはその作動時に物理現象では無く化学現象が生じているようなのです。
まあ、分からないことはそのくらいにしまして、とにかく塗ってみました。
(コンデンサーの頭部とトランスの側面に塗りました)
音出しをしてみると・・・
ウッドベースの弦の震えが違いますw。空気が震えるw。
トランペットの音もよりリアルw。
情報量もかなり増えてます。So Whatの出だしで、マスターテープのヒスノイズがはっきりと聞こえるようになりました。
各楽器の音のニュアンスがより繊細に聴き取れますw。
赤Qのコンデンサーとトランス塗り。
効果絶大ですねw。
再びこのフレーズの出番です。
「コンデンサーとトランスには赤Q塗るべし!!」
ですねw。
本日のチューンでかな〜り音質が向上しましたw。
プリアンプの電源部やDACの電源部・信号変換部など、まだまだチューンできる市野式機器がかなりありますので、今後のチューンが楽しみですw。