PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

あかんジャンパーケーブルw

2018年最初のネタは「あかんジャンパーケーブル」ですw。

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昨年末の試聴会のときは、写真のようにKAPPAにもともと付属していた銀色の撚り線がジャンパーケーブルとしてセットされていました。

 

試聴会の後、市野さんから「これは音を悪くします。明日にでもアカンの切れっ端をお送りしますので、試してみて下さい」とメールが入りました。

 

ジャンパーケーブルの質による音質差についてはこれまであまり気にしたことがありませんでしたが、最近のGe3の記事でも以下のように書かれています。

(ショートケーブル=ジャンパーケーブルと読み替えてください)

 

● ショートケーブルを変えると変わるのか?

この銅板をアルミ線や「芋づる」に変えた場合のGe3値が下の表だ。

SONY 2030と2weyのSPの場合

通常の接続 標準の板でショート   91.1p
  銅線でショート 102.2p
  アルミ線でショート 104.5p
  芋づるでショート 104.5p
  あかんケーブルでショート 104.6p

結果は・・・
多少は変わるけど大騒ぎするほどのことは無いのですが、
それにしても標準の金色の板のGe3値は酷いです。
面接触なので振動でもしているのですかね。

多分、バイワイヤーが効くと言うのは、
標準のショート板が無くなるので良くなったような気がするのでは・・・

これは新たなポイントですね。
速攻であかんケーブルなどに変えるのが、お薦めですw。
10cmで足りますよね。

バイアンプの効果 – Ge3

 

多少は変わるだろう、という程度の変化だそうです。

銅線でもあかんケーブルでもGe3値にそれほどの差は無いみたいです。

 

そんなことを考えているうちに「アカンの切れっ端」が届きましたw。

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切れっ端どころか1m弱ほどの長さがありました。ジャンパーケーブルは1本あたり数センチあれば足りますので、4本のジャンパーケーブルを作るのには充分すぎます。

 

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製作途中です。シマシマの被覆は一旦外してしまうと撚り線が引っかかってもとに戻せません。当初は写真のように白黒二本の線を撚り合わせてSP端子の穴を通そうとしましたが太すぎて入らなかったため、このビニールの被覆も取ってしまい裸の銅線状態で設置してみました。

 

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設置直後は、「低音が増えてるw。中高音も爽やかになったかな?」ぐらいの感想でした。

 

翌日、「いい音だな〜・・・、こんなに良かったけ?・・・」とジャンパーケーブルを変えたことも忘れてワルツ・フォー・デビィに浸っていました。

お客の会話の声やグラスの音などの付帯音がすごく増えてますw。
ビレッジバンガードのお店の中に居るんじゃないかと錯覚してしまいそうですw。

 

そのうちに「あれ?、これってあかんジャンパーケーブルの効果だよな?、出音を変えるチューンは他にやってないし」と気が付き、Ge3のBBSにレビューUPしておきましたw。

 

ということで、私はあかんジャンパーケーブルの効果に充分満足していたのですが、BBSをご覧になった市野さんからメールでダメ出しが来てしまいました( ̄◇ ̄;)。

 

>アカンの外皮は剥かない方が良いと思います。
>ハッキリ言って音が悪い方に変わります。皮も含めてアカンケーブルなのだと思います。

 

外皮を剥いてはダメか〜。

そういえばラダーケーブルのマルチョウエンジニアリングさんも外皮が音質に与える影響は大きいというスタンスだったよな〜・・・と、その原理もよく分かっていな良い私ですが、再度ジャンパーケーブルを制作してみることにしました。

 

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紙テープでシマシマの被覆のズレを抑えながら芯線を表しにしました。接続方法を変えるため少し長めにカットとしました。

写真は撮ってありませんが、芯線は細めの木綿らしき糸でしっかりと巻かれていました。ベルデンの二倍以上緻密さです。被覆のビニール(?)もロボットケーブル並みに柔らかい素材です。さらに白線はビニールが二重被覆になっていて、かなり複雑な制作工程が必要なケーブルです。

 

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今度は、Cの字(逆Cの字)形状にして、上下からSP端子の穴に芯線部分を差し込みました。

 

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SPケーブル(芋蔓DQ)と仮想アース(要石25)を接続し直して再設置完了です。

 

さて、音はどうなったかな〜♪

 

 

「低音がブリブリです!!w」

 

音場も深く広いw。音が速く、楽に出てきます。
パーカッション系の楽器の音が、かなり生っぽく鳴ります。


低音が増えても地球独楽の床チューン(←次の記事でUPします)のお陰で、ボケませんw。

 

TIDALの音の鮮度が、かなりアナログプレーヤーのそれに近づきました。
もう解約しようかな〜と思ってましたが、これなら聴けちゃいますw。
うわ〜、スゴイ低音w。

 

改めてアナログの音は・・・
音像が試聴会のときと同じくらい濃く、ハッキリクッキリ!!。
変化量がものすごいです(@_@ ; )

 

恐るべし「あかんジャンパーケーブル」!!w。

 

ちょっとどころの効き方ではありませんでしたw。

もっとGe3値の差があるのでは???

 

ウ〜ム・・・他のビンテージケーブルをジャンパー線に使っても大きく音質がかわるかもしれないな〜・・。(アカンケーブルほどではないとしてもw)

 

*Ge3で製品として発売開始されましたw。

SP用あかんショートケーブル出来ました。 - Ge3の掲示板