部屋内焙煎cafeは美味いw
最近、Ge3のオーディオ仲間内では「自分で作ったものがウマイ」と「手前味噌」がプチブームになっていますw。
私もGe3のサイトで、ある方の「水出しコーヒーが美味い」との記事を見た際に変なスイッチが入り、こんなの揃えてしまいましたw。
ドリッパーやミルは普通ですが、「生豆」」「焙煎器」「アウトドア用ガスコンロ」が普通じゃありませんねw。そうです、アウトドア用ガスコンロとハンディ焙煎機を使って「部屋の中でコーヒーの生豆を焙煎しよう」と考えたわけですw。
自分でコーヒー豆を焙煎した経験など無いのですが、まずはやってみます。
計量カップで2杯分の生豆を焙煎器に投入し、ガスコンロに火を付けて、その上で振ります。生豆の種類は「キリマンジャロ」です。
次第に良い香りが漂い始め、豆の転がる音も焙煎が進むにつれて、ザラザラからカシャカシャと軽い音に変わっていきます。覗き穴から豆の様子を見ると、白かった豆の色が茶色に変わってます。「オオ〜、こんなやり方でも、ちゃんと焙煎になってる!w」
焙煎を初めて数分経つと、「パチパチ」と豆がはじける音がし始めました。焙煎器のマニュアルでは豆の弾ける音が数回続くようになったら火から遠ざける、とあります。
覗き穴から豆の色を確認しながら、こんなものかな?と焙煎をやめ、お皿の上に焙煎した豆を出してみました。
初めての焙煎は、少々煎りムラがあり「浅煎り」の出来でした。
取り合えずミルで豆を挽いてみます。
色が薄いな〜。
お湯もガスコンロで沸かし、ドリップして飲んでみると、
「なんか生っぽくて、酸っぱい味」でしたw。
自家焙煎を普段からやっている方から「火力を少し強くすると良い」とアドバイスを貰いまして、練習を兼ねて何回か焙煎をやってみました。
そして、
今度は良さげですw。ミディアム・ローストぐらいです。
Ge3で計測してもらったところ、Ge3値122Pでしたw。素人が見よう見まねで焙煎した豆がGe3値120P超えの倶楽部員デスw。
ミルに入れて挽きます。
ウン、この色ですねw。
弾いた豆をドリッパーにセットして、その横でお湯を沸かします。
この際、ガスでお湯をわかすことが美味しいコーヒーにするための重要なポイントです。電気ではいけないのデス。もちろん豆の焙煎も電気ではなくガスです。炭やコークスの方がさらに良いみたいですけれど。
(何故かを知りたい方はGe3のサイトに潜って調べてください。何処かに載ってますw)
抽出w。
とてもいい香りデスw。
お味の方は、
「ホ〜、普通にコーヒーの味だな〜。ウン?コクがあって舌に甘みが残る、雑味が無くてスッキリしている、酸味が爽やか。これ、結構美味いぞ!?」
と上々でしたw。
面白いのは、このコーヒーを飲むと体がポカポカしてきます。
そして、何杯飲んでも胃がムカムカしてきません。
(私、ドリップしたコーヒーには少し弱いのです)
更に、冷めても美味しいw。
ただし、丁寧にじっくりと焙煎器を振り続けたときの豆は胃に優しいのですが、焙煎の時間を短縮しようと、火力を強くして雑に焙煎器を振ったときの豆はてきめんに胃が荒れるのデス💦。
焙煎器を振っているときの心の込め方次第で、焙煎した豆の出来具合にかなりの差が生じるみたいです。
実は、この現象は最近のGe3セミナーの主要テーマの一つです。初代の製品は作り手の「良いものを作り出そう、生み出そう」という想いがこもっているから出来が良く(Ge3値が高い)、二代目以降のマイナーチェンジ後の製品にはそういった想いが少ないので出来が悪い(Ge3値が低い)とか、経営者がお金儲けばかりに気を向けている会社の製品の出来は悪いとか、ということです。
当たり前といえば当たり前ですが、興味深いのは、同じ製品でもそれを売るお店の経営者やスタッフの想いによって製品の出来が影響されてしまうらしい、ということです。
要は「良いものが欲しければ良いお店で買え」ということですが、大企業でも悪いお店の場合があるので困りますw。
(セミナーでは教えてもらえますがねw。ちなみに私はネット通販は全てAmazonです。ジャパネットも良いみたいです。他は・・・ということですw)
話が逸れてしまいました。
休日の朝、部屋の中にはコーヒー豆の焙煎の良い香りが充満しています。
約20分の時間を掛けて、「煎りたて・挽きたて・入れたて」のCafeを楽しむ。
もちろん、そのバックにはオーディオシステムから美しい音色が流れています。
至福の時間w。
何かをやった・味わったという満足感が高いですね。これは、最近始めたアナログ・レコードで音楽を聴くと満足感が高い、というのと同じです。
ちょっとした思いつきでやってみた「部屋内焙煎」ですが、とても良かったですw。
簡単ですので、皆様も是非「手前味噌」しましょうw。
(火の扱いには注意しましょう)