PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

非揮発性メモリーは音質が悪い? その1

2ヶ月ほど前、知人のお誘いでOJI Specialのイベントに参加してきました。


「音場に歪感が全く無い!! スゴイ音ダナ〜(゜◇゜)」と驚嘆しましたが、いかんせんお高いので手が出ませんw。
私にとって「フィーストレックス」と同じく高値の花デスw。

 

ただ、そのイベントの際に、OJI代表の西出さんが「メモリー再生すると音質がいいんだよね♪」と、ミュージックサーバーから音楽ファイルをPCのメインメモリーにダウンロードして再生すると、音の明瞭度が顕著に向上したことが印象的でした (((( ;°Д°))))

 

ミュージックサーバーからの直接再生にもどすと、音に霞がかかったような感じ、いつも聴いている「オーディオシステムの音」に戻ってしまいます。

 

その時は、音質が向上する理由も訊けずに終わってしまったのですが、前回の東京セミナー開催日の午前中に、中野で行われていたヘッドフォンショーへ出向き、出店されていたOJI Specialのブースで、「メモリー再生で音質が向上する理由」を教えてもらいました。

 

その理由とは、
「非揮発性メモリーは音質が悪く、揮発性メモリーは音質が良い」
ということでした。

 

「きっ、揮発性メモリー!!・・・ってナンデスカ?(w)」
と、無知をさらけ出して、その意味を訪ねてみると、

 

① USB・SDカード・SSDなどの非揮発性メモリー(電源を切っても記憶が消えない=揮発しない)の記憶端子には寿命があって、一定の回数以上書き換えを行うと壊れてしまう。

 

② だからPCは非揮発性メモリーの寿命を最大限伸ばすために、情報を均等に各記憶端子に割り振りして、(ウェアレベリングと言うそうデス)特定の記憶端子に書き換えが集中しない制御をしている。つまり一続きのデータを分解してあちこちにバラ撒いている。(このときに「氣」もバラバラにされてしまっている?)

 

image screenshot-at-nov-18-06-59-13.png


③ 音楽ファイルを再生する場合は、そのバラバラになったデータを再び寄せ集めて元の一続きのデータに戻して再生するので、何らかのノイズが乗る。人間の耳はそのノイズを聴き取ってしまう。(バラバラにされた氣はもとに戻らない?)

 

④ それに対しDRAMなどの揮発性メモリー(電源を切ると記憶が消える=揮発する)は、一続きのデータをそのまま記憶し、且つ再生できるのでノイズが少なく音質が良い。

 

ということでした。(PC素人には難しい💦 (;´ρ`) )

 

 

「メモリー再生やってみたいな〜」と、やり方をググってみますと、

どうやらPCのメインメモリーDRAM)をセパレーションして仮想のHDDみたいなもの(RAM DISK)を作り、その中に音楽ファイルを記憶させて再生すれば良さそうだということがわかりました。

 

私のmac miniはメモリーを追加してメインメモリーの容量を16GBにしてありましたので、5GBぐらいまではセパレーションしても問題なさそうです。

 

セパレーションにはAPPストアから「iRamDisk」をダウンロードして使いました。
参考にしたwebサイトはこちらです。

https://ameblo.jp/tsurugi-sadie/entry-11598024161.html

 

よく分からないまま、なんとかRAMDISKを作成し、TIDALやApplemusic、そしてSafariのアプリケーションをRAMDISKにコピーし、RAMDISKからアプリケーションを立ち上げて再生してみると、

 

音の明瞭度が向上し、音の繋ぎが滑らかに聴こえます。そして低音が力強く且つ締まりました。これまでボンッと鳴っていたのがドンッ!!と来ますw。

 

Ge3アイテムでチューンした際に感じる「氣が増える」という方向の音質向上ではないのですが、あきらかに音質が「滑らか」になっています。

 

また、Safari経由でニコニコ動画のいつもの画質チェック動画を再生したところ、動画の動きが滑らかで情報量が増えています。何より音質が大幅に向上していましたw。

 

TIDALやニコニコ動画はストリーミングですので、データをダウンロードしているわけでもないのに、

(いや、しているのかな? PCには疎いのでよく分かりません\( ^ o ^ )/)

音質や画質に変化が生じるの何故かな?と疑問に思いましたが、ぐぐってみると音楽ファイルだけでなく、再生アプリケーション自体もDRAM(揮発性メモリー)の上で作動させると音質が良くなったという記事が結構ありました。

 

Ge3の掲示板にこの件を投稿すると、Ge3の先輩から以下のご指摘がありました。

 

Kataさん
 PC内部での動作を考えるときに、少し誤解があるように思います。

 

 RAM ディスクにアプリケーションを置いたら音質が変化した。揮発性メモリによる改善ではないか、と読めてしまうのですがこれはおかしいかもです。

 

 アプリは通常 HDDなどに保存されていますが、CPU がそのまま実行するにはメモリとしてはHDD は遅すぎるので、実行する前に RAM(メインメモリ)にロードされます。これをアプリを起動すると言います。

 

 普段からアプリは揮発性メモリ上で動作しているということです。

 

 RAM ディスクはメインメモリの一部を論理ディスクに見せかけているものなので、CPUはアプリを(メインメモリ上の)RAM ディスクから、残っているメインメモリ上にロードします。普段と変わらない状態ということです。

 

 これで音質が変わると言うなら(ぼくは変わると思います)、揮発性メモリ上にアプ
リが展開されたからではない、ということです。

 

ナルホド〜!、デスヨネ〜。

さて何が音質向上の原因なんでしょう?w。

(続きます)