摩訶不思議期 22
HS-210とVSX-S510のトレーニングが終了するのを待つ間に、PCに設置してあるサウンドボードとグラフィックボードを弄ってみました。
ONKYO SE-200PCI LTD
潜伏期の頃に導入したサウンドボードです。先日Ge3値を計測してもらったところ122Pでした。立派に倶楽部員です。DACを使い出した頃から出番が無かったのですが、ここに来てPCのネット動画の音声をAVアンプ経由で鳴らすのに活躍してくれています。AVアンプには「超銀蛇シールド」で接続していますが、DACの最終期にも引けを取らない音を出してくれます。今回は、Ge3チューンによって更なる高音質を狙います。
NVIDIA® GeForce® GTS 250
PCに最初から入っていたグラフィックボードです。PC購入時(数年前)においては、まあまあの性能だったようです。これまではケーブル類を主に弄ってきましたが、本体を弄って画質が向上するのか試してみます。カバーには大黒アゲハが適当に貼ってあります。
先ずGTS250の蓋をあけてみました。どひゃー!えらいことになってますw。数年分の埃がCPUクーラーにびっしりとこびり付いています。
掃除しました。
ICチップの上は全面CPUクーラーに覆われていますので、基盤の裏からQシートの使い古しを貼ってみました。大黒アゲハもケースから剥がして基盤に分散して貼りました。
続いてSE-200PCI LTDのチューンです。サウンドチップにはVT1724が使われていました。
オペアンプが入っていると思われる銅製のカバーを外し、ICチップやオペアンプらしきICにQシート(これも使い古しw)を貼って行きます。サウンドチップだけにはQシート・ミルフィーユを奢りました。大黒アゲハは残念ながら切らしてしまっていて追加手配中です。(前回、VSX-S510だけで徳用6枚入りを使い切ってしまいましたw)
コアブリッッドB原綿を薄く敷き詰めてカバーを閉めました。接続端子に「もあれプラチナPlus」を塗るつもりだったのですが、ショートしそうでしたので止めておきました。
これで今回のチューンは終わり。簡単なものです。せいぜいプラモデルレベルの弄りですねw。
さて、何か変化はあるかな~?と、先ずは画質をチェックしてみると、おお!明らかに情報量が増えています。これまでよりも陰影がはっきりし、動画の画像に深みと繊細さが出ましたw。早い動きも見やすい。画質の改善は変化が分かりやすく、処置の効果も直ぐ出るのですが、トレーニング期間って無いのかな~?。
お次はSE-200PCI LTDですが、とりあえずiTunesから音を出してみると、これは素晴らしい!。張りのある低音が心地よいビートを刻み、音場も3D的に広がります。あれ?LANオーディオとそれほど差が無くなってしまったのか?と気になって比較してみると、やっぱり全然違いましたw。HS-210やVSX-S510は、あと数日でトレーニング期間が終了するところまで来ていますが、音の澄み具合や3D感に相当のアドバンテージがあります。川越音質の貫禄といったところでしょうかw。
といっても、SE-200PCI LTDもトレーニング期間に入ったはずですので、今後どこまで音質向上してくれるか楽しみです。