PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

摩訶不思議期 14

「大地」「櫓」そして「雲泥2」その2

 GWに入りました。ネタは沢山ありますので、がんばって更新したいと思います。

 その2は、自作でも超高性能を実現できる、オーディオボード「公開版大地」とSPスタンド「公開版櫓」の作り方のコツと、「雲泥2」のレビューです。「大地」と「櫓」を製作する方の数を増やしたい、と画策していますので、そそのかされたくない方はご注意くださいw。

 それでは、先ず「公開版大地」の作り方についてです。簡単に説明すると、3.2㎜300㎜角の鉄板4枚をセメダインスーパーXで貼りあわせ、その上に同じく300角の石(10㎜厚程度)、300㎜角の無垢の木板(10㎜厚程度)の順で、同じくスーパーXを用いて貼っていくだけです。材料費は、鉄板を安いものにすれば1台5000円程度です。

 非常に簡単ですが、良く効きます。何しろ、この仕様通りに作れば、大地の理(ことわり)のパワーが入るのだそうですw。鉄→石→木、なるほど、地球の構造もこのようになっていますねw。形を模す事によって、模したものの力を得る、こういった不思議な事は本当にあるのだと思います。(実際に効くのだからしょうがないw)

 鉄板の代わりに少々高価ですがステンレスやアルミも使えます。サイズも約260㎜角以上の面積になるのであれば、縦横の比率は自由です。4枚の鉄板の内の1枚を一番上に持ってくるアレンジも可能です。

 「櫓」を載せるのであれば、300㎜角だと少し足がはみ出ますので、400㎜角にすると良いと思います。PC・AMP・DACなども「大地」の上に載せると、やはり性能がUPしますので、「大地」をたくさん作って、全ての機器を大地の上に載せましょうw。それでも市販のオーディオボード1枚分の費用で出来るので、コストパフォーマンスは抜群ですw。

 詳細な仕様や、原理についてはこちらに載っています。http://audio.ge3.jp/modules/blog/?p=3364

 鉄板はホームセンターでは入手しにくいので通販が便利です。入手先には、http://teppan-ichiba.com/steel/steel-300.html や、http://yokoyama-techno.net/detail/41.htmlなどがあります。

 石板は石ならばなんでも良いそうですが、本磨きの御影石が安価で良いと思います。ホームセンターでも入手可能だと思いますが、やはり通販が種類が豊富で便利です。入手先は、こちらなどです。http://item.rakuten.co.jp/minoseki/c/0000000152/

 ちなみに、御影石を単独で用いると、音が暗くなる傾向があるそうですが、大地の構成部材の一つとして用いれば、そういった悪影響は生じないそうです。

 木板はホームセンターで売っている杉板などが使えます。重い木が良さそうに思えますが、逆に軽い木が良いそうです。桧や桐などもOKです。ネットでの入手先には、http://item.rakuten.co.jp/yoshinogarden/571460/ やhttp://www.fuchukagu.com/wakaba/422.shtml などがあります。

  さて、作り方のコツですが、一つ目は、部材の端から5㎜ぐらい離してスーパーXを塗り始めることです。端まで塗ってしまうと、板を重ねたときに、スーパーXがはみ出ますw。

 二つ目は、スーパーXに付属のヘラを用いて、均等な厚みで隙間無く塗り広げることです。そのときに出来る気泡は潰して下さい。スーパーXは固まるのに30分以上かかります。厚く塗り過ぎると鉄板が自重でどんどんズレて行くので、その修正が大変ですw。

 三つ目は、少しオープンタイム(接着剤が半渇きになる時間。今の季節だと5分くらいかな?)を取って貼り付けることです。こうすると、ズレが生じることなく一発で貼れます。

 コツといっても、当たり前の事ばかりですが、これらのことを知っているだけでも製作がスムーズになります。私のように、何も考えずにエイヤっと始めると、苦労しますw。

 「大地」は「礎」や「雲泥2」のようなインシュレーターと組み合わせて用いることが基本となります。相乗効果でスゴイことになりますよw。

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 公開版大地300角。出来上がりはこんな感じです。製作時間は1枚1時間程度。オープンタイムを取らなければ30分ぐらいで製作可能です。天板はホームセンターで見つけた秋田杉。3色の取り合いが思いのほか綺麗ですw。

 製作された方は、是非Ge3のBBSに投稿してください。皆で「MY大地」を自慢しあっていますw。

あら、結構長い記事になってしまいました。「櫓」作り方のコツは別記事にします。

 *追記 大地400角も作りました。

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 300角に比べると、想像以上にデカイ!そして重い!w。何より安定感が違います。どっしりとしていて、いかにも「大地」って感じですw。上に乗ってみると、自分の重心がズーンと下がったような感じがします。やはり「櫓」を乗せるにはこれくらいのサイズが欲しいですね。

300角はAMPとDACに回しました。

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 機器を「大地」に乗せるとトレーニングが始まりますので、とりあえずの中間報告ですが、音質の変化としては音の密度が増し、音が濃くなりました。PCも大地1作目の上に載せたところ画質が向上しています。やはり、大地を大量生産して、全ての機器を乗せるべきですねw。