「大地」「櫓」そして「雲泥2」その1
今回は、最近行ったSPのセッティング関係の取り組みについてUPしたいと思います。
以前、SPとSP台の間にインシュレーターを入れ、翌日帰宅して音を出してみると、音質が激変していてビックリしたことがあります。その際、SPはセッティング次第で大きくその音質を変えるものだということと、その重要性を痛感したのですが、何分初心者ですので、インシュレーターを入れる以外、何をして良いのか分からず、ケーブル類や機器類のチューニングもやることだらけでしたので、SPのセッティングの見直しについては、忘れかけていました。
ところが、先日Ge3から「SPの足元(SP台やその下に敷いてある石)が音質向上の足を引っ張っている」との指摘を受け、
(すべてはこの写真がきっかけでしたw)
Ge3が作り方を公開しているオーディオボード「大地」とSP台「櫓」の製作にチャレンジしてみました。
先ずは、オーディオボード「公開版大地」についてです。これについては、紆余曲折がありましてw、300㎜角の練習版を作ったことをGe3に報告したところ、それを基にした新しいバージョンを考案していただき、練習版を少し改造しただけで、正規の「新公開版大地」が出来てしまいました。
(詳細な仕様についてはGe3のサイトで公開されています)
「新公開版大地」
(実は2作目。材料を接着剤で貼り合わせるだけですので誰にでもできますw)
たまたまホームセンターで見つけた秋田杉を天板に用いたところ、非常に綺麗に出来ましたw。これでも市販の高級オーディオボード顔負けの性能があります!。当然ですが製品版の「大地6」は、これよりはるかに高性能とのことですw(高額ですので貧乏人の私には手が出せないw)。
続いてSP台「櫓(やぐら)」の製作に取り掛かりました。これについても、やはり紆余曲折がありw、私のSP台の性能の低さがきっかけとなってw、ニューバージョンの「公開版櫓」を希望する方が大勢集まり、その結果、ブッヒョ~ポンと(w)考案していただきました。
少々、事の発端の当事者としての責任を感じながらw、さっそく「新公開版櫓」の製作に取り掛かりましたが、非常に難航しましたw。
このときは、各パーツごとにビスを止める為の下穴を開けていったのですが、下穴の位置を間違えたり、いざ組み立ててみると、下穴の位置が微妙にずれていたりして上手くビスが打てません。また、木材のカット精度も完全な直角ではなかったので、組み上がりの状態では櫓が少し歪んでしまいました。
4本の足の内3本しかSPに接触していなかったりしましたので、シコシコとサンディングしてなんとか整えました。4点接触はシビアな精度が要求されます。そのあたりは3点接触なら少々精度誤差があっても大丈夫なので楽です。そんなこともあって、2作目の櫓は3本足の初代櫓にしましたw。
(これに懲りて、簡単にできる組み立て方法をなんとか見つけました。その2でUPします)
それでもなんとか組み上がったのがこちらです。
「新公開版櫓」
(吉野杉で作ってあります。これが大事!。仕様はGe3のサイトで公開されています。足元に見えるのは1作目の大地です)
SPを乗せて音出しをしてみると、(以下、BBSへUPしたレビューです)
公開版「櫓」作ってみました。
すごく効きますw。
音の張りが増し、非常に鮮烈な音になりました。
(これをスピード感が増すと表現するのでしょうか?)
情報量もかなりUP。これまで音場の奥で控えめに鳴っていた音が、
前面に出てきて主張しますw。
これによって楽曲の魅力度が大幅向上。
聞きなれた曲の新たな魅力に驚かされます。
設置後三日目になりました。
音質の変化が継続しています。
また、その変化の程度はかなり大幅なもの(過去最大級)です。
SPがまさしく歌っています。
SPが正しく鳴るセッテイングを整えることが、
これほどまでに効くとは、その重要性と有効性を思い知らされました。
信号系の弄りだけでは片手落ちでした。
「櫓」スゴイですw。
ということで、非常に効きましたw。
ちなみにGe3値を計測してしていただいたところ126.8pzもありました。
これはすごい。余裕で川越(124.9pz以上)していますw。
下の『大地 』は123.8pzだそうです。
元々のSP台等のGe3値は、SP台が116pz、石が111pzでした。
(指数ですので、大きな性能差があります)
長くなりましたので2回に分けますw。