PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

摩訶不思議期 12

 珍しく連続更新ですw。

今回はSPケーブル「芋蔓DragQueen(イモヅル・ドラッグクィーン)」。

f:id:hkatahkata:20140327211209j:plainGe3「芋蔓DQ」

f:id:hkatahkata:20140414231300j:plain805Dに接続したところです。

 結論から申しますと、このSPケーブルはRCAケーブル「超銀蛇シールド」とのセット使用が必須です。どちらが欠けても「生音」は出ませんでした。(「超銀蛇シールド」にも同じことが言えますが)

 

 以下、例によってメーカーに報告したレビューのコピーですw。

『いろいろやっていて遅くなってしまいましたが、「芋蔓DragQueen」のレビューを送ります。
音質の比較対象は、フルチューン(除電フェルト、大黒アゲハ、Qシート・テープ巻き、もあれプラチナPlus塗布)のラダーケーブル(SP型8段ラダー)です。

SPケーブルを「芋蔓」から「ラダーケーブル」に一旦戻し、
一日経過してから音を出してみました。

低音が豊かに広がり情報量が多く、やさしく柔らかな音が聴こえて来ます。
練習版「大地」や公開版「櫓」を導入した為か、以前より音質が向上しています。
心地よい音です。
これはこれでなかなか良いと思いました。
ただ、少々低音がボヤ付くのとベール感も感じます。

次いで「芋蔓DragQueen」に戻し一時間経ってから音出しです。
(トレーニング期間はすでに終了しています)

なんて鮮烈な音!。目の前で音がパァァン!!と弾けますw。
ライブ感の強さが比較になりません。
分解能・クリア感・艶・情報量が雲泥の差です。
そして暗騒音がほとんど無く、静か!。

ラダーケーブルは、あくまでオーディオとしての音の評価でしたが、
「芋蔓DragQueen」はライブハウスの生音との比較になってしまいます』

 

 とのことです。少々「よいしょ」したレビューに見えますが、実際にこの通りなのです。とにかく音の鮮度が良く、音が弾けます。パァァン!!なのですw。

 ちなみに、このときのシステムの構成は以下の通りです。

PC:デスクトップPC
USBケーブル:アコリバ「USB-1.0PL」
DAC:KORG「DS-DAC-10」(DSD5.6Mhz)
RCAケーブル:「超銀蛇シールド」
AMP:SOULNOTE「sa3.0」
SPケーブル:「芋蔓DragQueen」
SP:B&W805D
オーディオボード:「練習版 大地」
SPスタンド:「公開版 櫓」
SPインシュレーター:「礎」
電源:「雷智5ブレーカ」

機器は変わっていませんが、アクセサリー群が一新しています。

 

 何故これほどの音質向上効果があるのかは、開発者が書かれた開発の経緯が分かり易いので流用させていただきます。(今回はコピーばっかりで楽チンw)

『今までのシステムでは、CDには入っているけどSPから出てこない情報が数多くあります。その原因がどこにあるのか探ることもオーディオの醍醐味であるわけですが、その原因はAMPやSPだけにあるだけでなく、ケーブルにもある事が判って来ました。

ケーブルを変えると音も変わることは、今でこそオーディオ業界では常識ですが、それが常識と認識されるようになったのは、それほど昔のことではありません。いろいろな工夫を施したケーブルも開発されています。ビンテージモノが高値で扱われる事もあります。Ge3的には、それらは全て「意味がある」と考えていますが、それでも、まだ出てこない情報があります。

この出て来れない壁をシキイ値と呼び(Ge3値124.8p)これを超えることを目標の一つとしてきました。(注:いわゆる「川越」のことです)

いろいろなケーブルの構造や材質での探索をした結果、銅を主体に使ったケーブルではこのシキイ値を超えられない事も判って来ました。銅と違うケーブルといえば銀です。Ge3ではこの銀を、RCAケーブルの銀蛇として使っています。非常に品位の高いケーブルとして認知されていますが、SPケーブルにすると電流量の関係から法外な価格となってしまうため断念していました。

開発が進むにつれ、Ge3チューンを施せば、AMPやCDPなどの機器やSPについては、Ge3値124.8p以上の性能を発揮させることも難しくは無くなって来ました。しかし問題は、SPケーブルがネックとなって、SPに124.8p以上の情報が届かないことです。例え要石25等のGe3的チューンを施してSPが良くなっても、SPケーブルが124.8p以下では、出せる音も出ません。入ってこないものは、出せないのは当然です。そんな訳で、シキイ値を越えることが出来るケーブルを開発することが、長らくGe3のテーマでした。

芋蔓DQ

するとある日、アルミ素材のケーブルがGe3の工房にやって来ました。探索するとコレがシキイ値を超えることが判りました。これにGe3的整振とノイズシールド効果を加え、ようやくシキイ値を越えるSPケーブル「芋蔓DQ」が出来たのです。


SPケーブルをこの「芋蔓DQ」に変えると、必要な情報が初めてSPに到達します。SPからすれば初めての体験なので、本来の力を発揮するにはSPのトレーニングが必要です。低音がどこかへ行ったり、高域が落ち着かなかったりしますが、トレーニングが終わると必ず帰ってきます。トレーニングには最長で5日必要ですが、70%のSPは1日でトレーニングは完了します。なので、取替えひっ変え方式の試聴では「低音が少ない」と思ってしまうので注意してください』

 

ということです。

 要するに、ケーブルというと、その芯線の素材は電気抵抗値の低い「銅」や「銀」が絶対視され、抵抗値の高い「アルミ」などは見向きもされないものですが、実は「アルミ」の方が音質が良かった、という驚きの事実です。

 その理由は思い当たる節もあるのですが、企業秘密かもしれませんので、ここでは伏せておきます。(「櫓」の音質向上効果の理由と同じでないかと想像しています。見当違いかも知れませんがw)

 とにかく「芋蔓DragQueen」を用いると、音質の次元が変わりましたw。

 ご興味を持たれた方は、メーカーの「お試しサービス」がありますので、ご利用されてはいかがでしょうか。