PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

摩訶不思議期 11

 だいぶ更新が途切れてしまいました。

 ここ1ヶ月の間に、RCAケーブル「超銀蛇シールド」、SPケーブル「芋蔓ドラッグクィーン」、オーディオボード「新公開版大地」、SPスタンド「公開版櫓」、インシュレーター「雲泥2」と、超強力アイテムを次々に導入してきましたので、それぞれのアイテムの強烈な音質の変化が重なり合い、どれがどれによるものなのか分からなくなってしまっていました、というのが更新が遅れた言い訳ですw。

 ここに来て、やっと落ち着いてきましたので、レビューをUPしていきたいと思います。

 先ずは、RCAケーブル「超銀蛇シールド」のレビューです。

f:id:hkatahkata:20140327211239j:plainGe3「超銀蛇シールド」

 以下、メーカーの製品説明です。

■芯線に極細の銀線を使い、伝送効率とストレスフリーを目指しました。

■Qシートと特殊なシールド技(テレ・サテン)により、振動とマイナス情報による音質の劣化を極小に出来ました。

■Ge3的に納得の出来る方法で電磁波シールドを強化しました。シールドによる音質劣化は極小です。

 極細の「銀線」が芯線に用いられていることと、電磁波シールド、振動対策が取られていることが特長です。デジタル、アナログ兼用です。DAC(DS-DAC-10)ーAMP(sa3.0)間に用いました。

 2週間ほどのトレーニング期間(慣らし)の後、これまでリファレンスとして用いてきた「ラダーケーブルBL型」(各種チューン済み)との音質比較をしてみました。

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マルチョウ・エンジニアリング「ラダーケーブルBL型」ラダーケーブルの最高位機種。「コアブリッドB」による静電気対策、「大黒アゲハ」による振動対策を施してあります。端子には「もあれプラチナPlus」を塗布済みです。(不思議な白い毛も付いていますが気にしないでくださいw)

 一旦、RCAケーブルを「ラダーケーブルBL型」に戻し、接続直後の音質の低下を考慮して、一日置いてから音を出してみました。

 これは!・・・かなり良いw。

 豊かな低音が柔らかに音場を包み、その中で中高音が美しく歌っています。ピラミッド型の音質バランスがなんとも心地よい。少しの間だけ聴くつもりが、30分以上かけていろんな曲を聴いてしまいましたw。とにかく聴いていて気持ちの良い音です。過去に比較試聴した際に、ベルデン、モガミ、バイタルを一蹴してきただけのことはあります。ただ、音質に一切の色付けをしないことがラダーケーブルの特徴であるはずなのに、強い個性を感じます。私の音に対する感度が変化したのか、各種のチューンを行ったせいなのか・・・。

 次いで、ケーブルを「超銀蛇シールド」に取替え、一時間ほど経ってから試聴してみました。

 なんて明瞭な音!。音の生々しさクリア感がまるで違います。同じ音源とは思えません。ベール感が取れたといったようなレベルではありません。「生音」が目の前ににあるのです。分解能や情報量などの音質を評価する指標で説明することも出来なくはないのですが、意味が無いように思えます。もちろん全て激変しているのですが、「生の音」と「オーディオの音」の差と表現したほうがより近く思えますw。(ライブハウスの音そのものになったのかというと、システム全体の能力不足もあって、まだまだですがw)

 「超銀蛇シールド」を用いると、とにかく「生の音」に大きく近づきます。

(いまチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」を聴きながらこの記事を打っているのですが、4曲目の「Sometime Ago - La Fiesta」の7分20秒前後に、演奏者が大きく深呼吸をする音が初めて聞こえて来ました。位置的にドラムの方かな?ゾクゾクしますw。もっとも今は上記のアイテムを全て導入してある状態ですので、「超銀蛇シールド」だけのせいではありませんが)

 ラダーケーブルBL型は優れたケーブルです。こちらの音の方が好みという方もいると思います。ただ今回の試聴で、音質向上の観点において頭打ち感を感じてしまいました。

 より生々しい音、ライブ感のある音、オーディオの音質の壁を突破した音を追及するのであれば、「超銀蛇シールド」は必須のアイテムだと思います。

(あくまで私の限られた経験における個人的な評価ですので、鵜呑みにはされませんようにw)