劇症期 15
ファインメットその4
休みの間に出来るだけ更新しておきますw。
アナログ信号ラインにファインメットの処置することを控えていることを白須さんに報告すると、白須さんはアナログラインでも大丈夫だ、という考えでしたので、それならばと処置の範囲を広げてみました。
先ず取り掛かったのが、SPの内部配線です。
このようにセロハンテープの上にビーズを並べて貼り付けまして、
SPユニット直前で配線に巻きつけてみました。ついでにその手前にファインメットシートも巻いてみました。
以下、当時の報告です。
「805Dの内部配線にファインメットビーズを取り付けてみました。心配していたアナログラインへの取り付けでしたが、お師匠が言われるとおり杞憂でした。
取り付け方は、セロハンテープにビーズを5個並べて貼り付け、その状態でウーファーとツィーターへの配線に巻きつけました。
音質の変化は、
特に中低音の音圧と分解能が増し、音場が大きく広がりました!!
ハイハットなどの高音の情報量や切れ、そして全体的な余韻もさらに良くなりました。
音量を上げても、うるさく感じません。違うSPを聴いているようです。
SP内部は強烈な磁場の中でケーブルが振動しているわけですから、余分なノイズがケーブルで大量に発生しているはすです。
そのノイズをSPユニット直前でファインメットビーズで減らせば効果的だろうと考えてトライしてみましたが、上手くいったようです。次は、ケーブルの振動対策にも挑戦してみます」
「音質の変化は、衝撃的でした。生々しさ、音の広がり、立体感、切れ、余韻、艶、分解能、情報量が激変です。
激変という表現もマンネリ化していますが、他に表現のしようがありません。過去最大の変化でした。
JODEN、イオン化処置の後ですので、単独でこれほどの効果があるかはわかりません。ビーズの固定方法も改善の余地ありですが、とりあえずご報告させていただきました。
805Dの元々の音はどんなものだったか分からなくなってきましたw」
ということでしたw。
この処置は効きました。
磁場の中でケーブルが振動すれば、当然微弱な電流が生じます。それらは全てノイズとして音声信号に混ざってしまうはずです。だったらSPユニットの直前でファインメットを使って取り除いてしまえば良いのでは?という推測のもとに施した処置でしたが、音質が激変しました。
取り付け方はこれではダメだと思いますが、ファインメットビーズの効果的な処置の一つとしておススメできます。
ただ、調子に載ってSPケーブルにFMビーズを用いた際に、思いもよらなかった問題が発覚したのです。(次回に続きます)