PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

劇症期 1

RL906は601aの何倍もする高級なパワードSPです。NHKや、かの坂本龍一氏も使っており、多くの方がその音質を高評価しています。

 

そんなことで間違いないだろうと考え、自分のPCオーディオの構築を締めくくる覚悟で、ちょうど中古が市場に出た際に購入してみました。

 

RL906が家に届いた日、どんな良い音を奏でてくれるのだろうと期待に胸を膨らませてRL906をシステムに接続して音を出してみると・・・

 

あれ?なにかイメージと違います。中低音の密度は濃いのですが、特に高音がざらついて潰れたような音です。音場の広がりもいまいち。

 

きっと慣らしが足りないせいだろうと、一日中音を出し続けて様子を見ていましたが、ちっとも変化の兆しが無い。DACとの相性が悪いのかもしれないと、SE-200PCI LTDからの接続に変更してみましたが、かえって悪化。次第にストレスがたまってきます。裏面のディップスイッチによる調整も試してみましたが、基本的な音質傾向は変わらず。

 

たまりかねて601aに戻してみると、601aのほうが高音の繊細感も情報量も定位も音場の広がりもはるかに良い・・・

 

やってしまいました(泣き)。

 

しばらく現実を認識できずにボーっとしていましたが、次第に諦めが付いてきました。なにが原因かよく分からないが、自分の使用環境ではRL906より601aのほうが音質が良い。パワードSPまでの機器やケーブル類は全て同じ条件ですので、音質の差はパワードSPが原因。

 

それまで、多少の失敗はありましたが、自分のシステムは順調に高音質化してきていました。初めての大失敗です。実際に試聴せずにネットの評判だけで機器を購入する怖さを思い知ったときでした。

 

改めてRL906の音質に関する情報を検索してみましたが、ネガティブな評価は一つもありません。これ見よがしに良い音で鳴る601aをうらめしく眺めながらしばらく過ごしていました。

 

そんな頃、資格試験の講習で東京に出向く機会がありました。会場は飯田橋でしたので秋葉の近くです。秋葉かーー、しばらく行ってないな・・・(昔東京で働いていた頃、秋葉のラジオセンターや有名家電店などに商品を卸す仕事をしていました。まだ健全な電気オタクの街wだった頃です)。

 

よし、色んなSPを試聴しに行って見よう、自分のシステムの音質がどの程度のレベルかも分かるし、ついでにメイドさんも見れるしw、と考え、秋葉に行くことにしました。

 

そして出会ってしまったのです。B&W805Dに(メイドさんにもw)。