PCオーディオな日々

オーディオの音質向上とクルマいじりの日々w。チューンアイテムは摩訶不思議なモノばかり!?。

発症期 7

「DS-DAC-10 」導入 その2

 

KORG DS-DAC-10については、やはりDSD再生の音質について述べなければなりません。

 

DS-DAC-10のシステムへの接続と同時に、専用ソフトのAudioGateをパソコンにインストールして、iTunesのオーディオファイル(アップルロスレス PCM信号)をAudioGateとDS-DAC-10でリアルタイムDSD変換(5.6MHz)してを音を出してみると、まったく別次元の音が聴こえてきました。

 

ベールを一枚も二枚も剥いだ、クリアできめ細かく艶やかな音質で、長時間聴いていてもまったく聴き疲れしません。DSDってすげー!と思ったものです。

 

この時点でやっとDSDとはなんぞ?と調べてみますと、要するに・・・説明が長くなるので省略しますw。ググッてください。要は、SACDにも用いられている音質が非常に良い信号形式ということですw。

 

これからPCオーディオを組む方は、最初からDSDが再生できるDAC一択でシステムを組むことが無駄が無いと思います。特にAudioGate+DS-DAC-10の組み合わせならばiTunesのオーディオファイルがそのまま使えます(且つリアルタイムDSD変換で高音質化する!)ので便利です。

 

DS-DAC-10はUSBのバスパワー電源で作動しますが、USB電源にはかなりノイズも入っており音質に悪影響を与えているとのことでしたので、他の人の事例を参考にしてオーロラサウンド社の「BusPower-Pro」を入手して外部電源化したところ、DS-DAC-10の音質がハッキリと向上しました。電源がノイズに侵されていることを実体験として認識できたときでした。

f:id:hkatahkata:20120416151836j:plainBusPower-Pro

 

その後、電源のクオリティUPによる音質向上に味をしめて、BusPower-Proの電源を付属のスイッチング電源(ノイズが多い)から、FFIDELIX社製のL-AC-zn1(セリニティー電源9V 超ローノイズ)に交換し、更にPCのUSB端子にFIDELIX HiFi USB NOISE FILTERを取り付け、同じくFFIDELIX社製の5Vセリニティー電源(外観はL-AC-zn1と同じ)で駆動するという構成にしてみました。(しつこいw)


FIDELIX 初登場です。だいぶマニアックになってきましたw。


BusPower-Pro+FL-AC-zn1だけでもかなりの効果があったのですが、
HiFi USB NOISE FILTER+fidelix製5V電源を加えたところ、音質、情報量が激変し、ホールの空気感が出てきました。


聴きなれた曲が初めて聴く曲のようです。それほどこれまで聞こえなかった音が聞こえてきました。HiFi USB NOISE FILTERもDS-DAC-10と同様にバスパワーだけでも作動するのですが、外部電源化すると音質が良くなります。

 

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HiFi USB NOISE FILTER+fidelix製5V電源

 

と、この時期は一気にめまぐるしくシステムが構築され、なんちゃってPCオーディオが、一人前のシステムへと変貌していきました。音の立体感、余韻、艶なども分かるようになり始めた頃です。

 

特にFIDELIX社のノイズフィルターとセリニティー電源の効果は絶大で、DS-DAC-10が化けました。DS-DAC-10をお持ちの方は、外部電源化される事をおススメします。バスパワーではDS-DAC-10の本来の性能が発揮されません。

 

 その3へ続きます。

 

*現時点(2014.3.21)での加筆です。確かに電源や機器のノイズ対策を何もしていない段階では、上記の対策は顕著な効果があります。

 

しかし、劇症期や摩訶不思議期で行っている「電源や機器のノイズ対策を行った後」では、かえって「音を曇らせる要因」になります。おそらく複数の機器をUSB接続の途中にかませることによる接続箇所の増加がその原因かと考えています。

 

現時点ではUSBケーブルをPCとDACに直結にした方が音質がクリアになりますので、これらの機器は外しています。ご参考まで。