市野さん宅へ行ってきた 3
試聴会の後、市野さんご夫妻と長岡の街で会食してきました。
お店はここ。割烹「魚仙」というお店です。
http://uo-sen.jp
「美味い店を教えろ!」と、市野さんがご友人の市会議員の方に圧力をかけて教えてもらったお店だそうですw。
海の幸も美味しかったですが、新潟の地酒もまた半端なく美味しかったですw。
特に美味しかったものの写真です(借り物多しw)
先ずは「のど黒」の塩焼き。正式名は「赤ムツ」というそうです。
名前だけは聞いたことがありますが、海無し県の長野県ではお目にかかれない魚です。
身がフワフワで、その中に上品な油がたっぷりと含まれています。
少し塩を振り足していただくと・・・
「ウマ〜〜!!」
確かに話のネタになるうまさです。こんな魚食べたこと無い。鳥取の焼きガニ以来の衝撃ですw。
きささんと二人でパクパク。たちまちこうなりました。(食いちらかしですみません)
続いてはこちら、
口に含んだ途端、まるで焼きガニのような甘さと風味が!!。箸が止まりませんw。
こちらも絶品(借り物〜)生牡蠣です。
牡蠣ってこんなに美味かったのか〜!?
他にも、アン肝だとか、鮮魚の刺身(ホウボウが美味しかった)だとか、油揚げだとか美味しいお料理ばかりでしたが、お次は日本酒。
さすが米どころ新潟。蔵元の数が多すぎる。
紹介しきれないので絞ります。
この方がお店の大将。料理人Ge3値は、なんと126p!!。何食べても美味しいわけだw。
美味しいお酒がたくさんありましたが、個人的に一番美味しかったのはコレ!!。
福島の「写楽」さらに美味しくした感じで、すっきりフルーティーでかつ上品で深いコクがある。なんだか表現がテスラの音質のことみたいw。
酒米が山田錦ではなく、「越淡麗」という新潟独自の酒米です。それを棚田で育成しているそうです。
お米は水が綺麗すぎると味が薄くなって美味しさが減りますので「棚田では美味しい酒米にならないのでは?」と質問してみますと、「酒米は食べて美味しくてはいけない」のだそうです。そして棚田には山からの清流が他に流れ込み、その水がすぐに入れ替わるため、質の良い酒米を育成するのに適しているとのことでした。
少量生産で年によって味が変わるそうです。まさしく清流を感じさせるお酒でした。
ピンボケですみません。右側のお酒はかの「越乃寒梅」の古酒です。味が濃くてトロトロで美味しかったですw。
「美味い美味い」と言いながらお酒を飲んでいると、大将が「これも美味いよ」と次々に新しいお酒をぐい呑みで出してくるので、つい飲みすぎてしまいました。
それにしても何年も記憶に残ること間違いなしの美味しいお店でした。市野さんありがとうございました。
市野さん宅へ行ってきた 2
それでは市野さんのシステムの音質についての感想です。
音源はCDのリッピングデータ。それをハードディスク内臓型の自作DACに保存し、机にあるPCでコントロールされてました。
アナログプレーヤーは、知人に付帯機器を持っていかれてしまったとのことで、その音は聴けませんでした。残念。
写真中央のSPが市野さんのメインSP「テスラ」です。1960年代にチェコで製造され、本国の映画館で使用されていました。チェコ国内のみで使われ国外には輸出されなかったので、オイロダインのような高い知名度はないそうです。
「もしかして、あのニコラ・テスラが作ったSP??」とワクテカしましたが、きささんの探索ではニコラ・テスラのご兄弟の方が作ったものだそうです。もちろん、イーロン・マスクは全く関係ありませんw。
38センチウーファーをバスレフ形式で鳴らす低音部キャビネットと、楕円形のスコーカーを横に3台並べ、さらにその上部にホーン形式のツィーターが配置された中高音部キャビネットで構成されています。
「音がこもって、つまらない音がする」と、市野さんは低音部のキャビネットの後部の板を取り外し、後面解放形式で使われています。
先月まではこのSPを検索するとその写真をネットで見ることができましたが、何故か今は1枚も出て来ません。
ですので、案外この写真は貴重になるかもしれません。
それでは、テスラの音がこちら。相変わらずオンボロタブレットのなんちゃって録音ですので(この数年間進歩してません)雰囲気しかわからないと思いますが。
チックコリアのクリスタルサイレンスが良い響きで鳴っているところをUPしようとしたら著作権で引っかかってしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=qCwPGgCPb0Q
https://www.youtube.com/watch?v=J7vEGZ5Fn18
実際に現地で聴いてみた感想は、圧倒的な中高音の余裕とストレスレスな爽やかな鳴りっぷり。音に苦しげな感じが少しもないのです。それでいて音場の音の密度が濃い〜!!。
低音は後面解放にしていますので、ボリューミーという感じではないのですが、流石に38センチウーファーだけあって低音不足とは感じません。
鬼太鼓座も試してみましたが、太鼓の皮の張りと高音成分がしっかりと出ていて、別の曲のように感じました。ドロドロしていないんです。
「多くのSPは苦しげに鳴っている」という観点は、今回市野さんの「テスラ」を聴いて初めてはっきりと認識できました。
「テスラ」の次にローサーのフルレンジを鳴らしていただきました。
フルレンジ特有の高密度な定位の良い音なんですが、テスラの後では高音域と低音域が苦しそうに鳴っているのをより強く感じてしまいます。
私はもうフルレンジには行けないかも・・・でもネットワークの問題もあるからマルチユニットでOKというわけでも無いし・・・などと思いながら聴いていると、今度はマルチウェイのkappaにSPが切り替わりました。
kappaの音がボソボソ抜けの悪い音に感じてしまいます。私のkappaも同じ音質傾向でしたが、ユニットとネットワーク、そして内部配線に赤Qを塗りまくった結果、抜けの良い音になりましたので、このkappaも赤Qチューンすれば変わるのかな〜?と思っていると、SPが再びテスラに変わりました。
なんて爽やかな軽やかな音!!。それでいて濃い!!。圧倒的ですw。
「テスラはコンデンサーや内部配線は一切いじっていない。やれば音が良くなることはわかっているんだけれど忙しくてやっている暇がない」とは市野さんのお言葉ですが、ノーマルの状態でここまでの音質とは・・・・。
Ge3チューンをやりまくってやっとなんとか聴ける音になっている我が家のシステムとは雲泥の差があります (´・ω・`)
「それにしても音にノイズ感が全くないですね?」と、私が市野さんにお尋ねすると
「この辺りは過疎地だし、高齢のおじいさんおばあさんしか近所にいないから、ノイズ源はせいぜい蛍光灯のインバーターくらいで、電源に乗るノイズはかなり少ない」とのことでした。
「テスラ」の音は何故こんなにすごいのか?ということに対するきささんの探索アンド考察は、「先ずSPの能率が高いこと。そしてスコーカーのGe3値が124pもある。それが片側に3発ある。そのことによる面積効果も出ているんじゃないのかな〜」とのことでした。
視聴会の最後にきささんが一言。
「ここには座敷童がいるよ。前に飼っていた犬が連れてきたみたい」だそうですw。
ちなみに「いな◎き」さんのところにもいるそうですw。
猫さんとどう違うのか尋ねてみたところ、「同じ仲間」だそうですw。
(オット、ゲゲゲに振れすぎた〜ので、次の話題は新潟の美味いものデスw)
市野さん宅へ行ってきた 1
市野さん「上越新幹線止まってるよ』
私 「!!( ̄◇ ̄; )」
GWにきささんと一緒に市野さんのお宅へ伺い、市野さんのシステムの音を聴かせていただいてきました。
これからその様子についてUPしていきます。
きささんが新潟駅から上越新幹線で長岡駅まで来ることになっていましたので、どうなることかと心配しましたが、私が長岡駅に車で到着し、あたりを見渡すと、ちょうど駅前を歩いてくるきささんの姿が。
何の事は無い、あっさりとトラブルを高下駄されてましたw。
軽めの昼食を済ませてから市野さん宅へ。
途中、峠の上で写真撮影したりして道草してました。

北信濃の山なみが見えます。新緑が美しい。
市野さん宅は茅葺き屋根(板金で改修済み)の古民家でした。
ご挨拶もそこそこに早速オーディオシステム拝見です。

市野さんの工房兼リビング。希少な機器やパーツが所狭しと置かれています。リビングの広さは八畳二間+六畳ぐらい。茅葺の家を改造されてますので天井がすごく高い。また、豪雪地帯ですので家の梁も太い。親梁は普通の家の2倍近くありました。

特に目を引いたのがこのパワー・アンプ。これは、もはやハロゲンストーブなのでは??
と言いたくなるような、ものすごい発熱量の巨大な真空管が煌々と光ってますw。
左端にある付喪神球と比べていただけたらその巨大さがわかると思います。
1000Vの電圧がかかっているそうですw。
「市野さん、これ電気代がものすごくかかるのでは?」
「そんなこと気にしていたら、オーディオはやっとれん!」
だそうですw。

SP群です。手前からローサーのフルレンジ、そしてメインSPのテスラ。一番右はインフィニティのkappaです。
さて、その音は?
V40のショックアブソーバーをチューンしてみたw その3
kisa 次のチューンはバネですね。
「機器用+お札」が効くと思います。
という事で「お札」来ました〜。
超結界機器用を4枚手の平の上で重ねてポン!!。
正しく入ったかな〜?
フーチ・・・OK、きささん・・・OK
うまく入りましたw。
それでは取り付けです。
まず超結界機器用を半分に折ってアルミテープで巻きます。
バネの汚れを取ってから、超結界機器用を貼り付けます。
半分に折ったのはバネの側面の厚みから、はみ出ないようにするためです。
貼り付けるとこんな感じ。
側面に貼り付けたのはサスペンションが底付きした時に、バネに挟まれて潰されないようにするためです。
まあ、この車に5年間乗ってきましたが、バネ同士が接触した形跡は無かったので大丈夫だと思いますが。
後輪のバネはこんな感じに貼り付けました。
おそうじシモンで洗車して、いざ試走です。
「せっかく乗り心地が良くなったのに、バネの強度がUPして、また硬い足に戻ってしまったら困るかも・・・」
と、少し心配しながら道に出ましたが、
「あれ!?チューン前より乗り心地が良くなってる!!」
予想に反して、足回りのしなやかさが増していますw。
少しきつめのタイトコーナーを曲がってみます。
「むむっ、軽々とノーズがインに切れ込んだ、それにバネが沈んで再び伸びる感じが、チューン前に比べて違って力強く余裕たっぷり!!」
「バネのしなやかさが増したのに、反発力は強くなっている」という、少々考えにくい事になってます〜( ̄◇ ̄; )
そのままワインディングへ。
コーナリングのスムーズさが過去最高!!。みずすましのようにスイスイとコーナーを抜けていきます。
ショックアブソーバーの伸び縮みとバネの伸び縮みのタイミング、そしてその力加減がピタッと合ったよう感じます。
コーナーリングの際に、サスペンションがぐっと沈み込み、コーナーから脱出する際にサスペンションがグンと伸びる感じがすごく気持ち良いw。
きささんからは「この車はバネが弱い、強化すべき」と以前から言われていましたが、
「これ以上硬い足回りにしてどうするの?」と、敬遠してきてましたw。
ですが、バネの「お札と機器用」チューンをやってみて、初めて「この車のバネって余裕が無かったんだな〜」と分かりました。
バネの「お札と機器用」チューン。やって良かったですw。
よ〜し、これで来週の遠乗りの準備万端。
(ちょっと、長岡に行って来ますw)
V40のショックアブソーバーをチューンしてみたw その2
チューン後にダム湖横のワインディングと御嶽山のヒルクライムでコーナリング時の感触を確認してみましたが、「これ理想の足回りと言っても良いのでは!?」と思いました。
路面の不陸をしなやかにいなしながら、コーナーではしっかりと踏ん張ります。チューン前より路面へのタイヤの追従性が良くなっていますので、限界値が高くアンダーが減少しています。回頭性も良く、車のノーズが軽々とインに切れ込みますw。
それでいて、一切ガツガツ・ゴツゴツした突き上げが無い!!。
乗り心地が良く、コーナリング性能も良い、足回りの理想です。ついにここまで来ましたw。
この足になるまで新車購入時から実に5年を要しています。(5年間しっかり遊んだという見方もできますがw)
このチューンに対するGe3の評価が以下です。
kisa この車の理想的な足回りを100pと仮定すると、
現在 98pとかなり理想値に近くなりましたw
オリジナルは111pだったので、硬すぎた訳です。
これ、まさに体感どおりのGe3値ですw。だから、この車はオリジナルの状態は足が硬かったんです!!(力説)。
それにしても、理想値にあと2Pですか・・・。5年をかけて、足の硬さがなんとかならないものかといろいろやってきただけに、実に感慨深いものがありますw。
一時は「ネオチューン」やってみようかな〜?なんて考えたりしましたが、近くにネオチューンをやっているお店が無かったことと、ハード的にはノーマルのまま「摩訶不思議アイテム」だけのチューン(w)に拘りたかったので結局手を出しませんでした。
足が固すぎる初期のV40乗りの皆様、ショックへの「赤Q」塗りと「超結界機器用」貼り付けチューン、ぜひやってみて下さいw。塗って貼るだけですので誰でもできます。
荒れた路面でも滑るように走り、車内が高級車のように静かで(ロードノイズが激減りw)、それでいてコーナリング性能もさらに磨きがかかった、理想のV40に変わりますよ。(ただし、自己責任ですw)
これで終わりかと思っていたら、Ge3から既に次のミッションが来てました( ̄◇ ̄;)
kisa 一方、バネは80pなので柔らか過ぎです。
次のチューンはバネですね。
「機器用+お札」が効くと思います。
お次はバネでございますか・・・
今月末にこの車で遠出する予定があるのですが、間に合うかな〜?
「お札」ってナニ!? (@_@;)
V40のショックアブソーバーをチューンしてみたw
先日V40のショックアブソーバーに赤Qテープを巻いてみたところ、サスペンションの動きが非常に滑らかになり、ロードノイズの減少や乗り心地に滑らかさが出てきました。
Ge3によると、この状態ではQ粉の必要量の8%しか無いそうですので、もっと本格的に塗ってみました。
信州ではありふれたタイヤ交換の風景w。
先ずはシリコンオフでショックアブソーバーの塗装する範囲を脱脂して、塗料の付着力を高めます。
次に、赤Q付属の「プライマー」を塗布します。
プライマーが乾いたら、「赤Q」を塗ります。2度塗りすると色むらが無くなります。
ちょうど家にあったアルミテープで「超結界機器用」を貼り付け。下の方から鎧貼り(上のテープが下のテープに覆いかぶさる。止水のための貼り方です)します。
後輪のショックはこんな感じ。前輪はショックが複筒式でしたが後輪は単筒式でしたので形状が異なりました。
「おそうじシモン」で洗車して作業終了。4時間ぐらいかかりました。
試走してみると・・・
突き上げ感が皆無ですw。
これまでの様々なGe3チューンで、ノーマルの状態から大幅に「しなやか」にしてきたV40の足回りですが、それでも元々かなりハードな足回りですので、大きな段差を乗り越えるときや路面が波打っている箇所などでは多少の「揺さぶり感」が残っていました。
その「揺さぶり感」がついに消えました。ショックが過去最高の滑らかさで路面からの振動を消してくれています。
同様に、ロードノイズが大幅に減り、車内の静粛性も高まっています。
「赤Q」を塗ったことで「ショックアブソーバー内のオイルが動く際の抵抗が減っている」「流れるものの抵抗が減る」というような効果が生じているように思えます。
でも、少し足回りが柔らかくなりすぎた感じもありますので(こんなことを感じる日が来るとはw)、タイヤの空気圧を少し高めてみようと思います。もちろん窒素充填で。
「コモンモードノイズ」 と「ゲゲゲなノイズ」
「でも、アイソレーショントランスで(コモンモード)ノイズ はほとんど取れているはずでは?」
「トランスより上流のノイズは取れている。だけどトランスより下流のシステムの各機器から出ているコモンモードノイズ はアイソレーショントランスでは取りきれない。コレはそのノイズを取るためのもの」
この後、コモンモードノイズ とその対策についてネットで調べてみました。
要は、主にPC・ONU・DACなどのデジタル機器から流れ出る高周波ノイズのことで、理想的には各機器ごとに専用のコモンモードノイズ フィルターが必要なようです。
「う〜ん、市野さんのノイズフィルターが何個もいるな〜(軍資金足りない〜)」
そんなことで、ネットでコモンモードノイズ フィルターを調べていると「アモルメットコア」という製品がありました。
Ge3で遊び始める前に「ファインメット」では相当遊んだものですが、最終的には「音が削られる」感じが気になり、現在ではシステムから全て外しています。
「ナニナニ、アモルメットはオーディオ専用に開発された合金で、ノイズだけを取り音声信号は変化させないだと?」
複数の記事で同じことが書かれています。それなら大丈夫かもしれないと思い、いくつか入手してみました。
RCAケーブルやPCの電源ケーブルをコアに通して音を出してみると・・・
「音が削れてる〜(´;ω;`)」
期待していたのですが、ファインメットと同じような音質変化でした。
ノイズは確かに減ってSN比は良くなるのですが、音の一部まで削り取られ、音のバランスが不自然で、伸びやかな響きが減ってしまいます。
コレではダメです。
さ〜てどうしたもんか・・・・
そう言えば、市野さんと電話でノイズについて話していた際に「赤Qを機器のパーツに塗ると、コモンモードノイズフィルターと同じような効果があり、SN比が良くなって音が澄む」と私が言ったところ、「赤Qには輻射ノイズを吸収する効果があると聞いたことがあるような気がする」と市野さんが仰っていました。
きささんに確認すると「言うたかなぁ〜?」とハッキリしませんw。
でも、「赤Qに輻射ノイズ吸収効果がある」とすると、コレまでの処置で音質や画質のノイズ感が減って、音も映像も澄んでくる、という変化に辻褄が合います。
赤Qがノイズフィルターとして機能するのであれば、いろんな処置方法が思い浮かびます。
と言うことで、結局赤Qを用いたチューンに戻ってしまったのですが、やってみましたw。(推測が正しいかどうかは定かではありませんw)
クリアファイルにガラスクロステープを貼り、それに赤Qを筆で塗りました。
使用する際には、テープをクリアフィルから剥がし、はさみで必要な長さに切って用います。
「鼓筆LAN」に赤Qテープを巻いたところ、効果が倍増しました!!。差し込んだ瞬間に音が澄んでクリアに変わるのがわかりますw。LANケーブルやHDMIケーブルの端子に巻いても同じような効果が出ます。
HUBに挿してある「鼓筆LAN」は4つからさらに減ってとうとう1つに。これでも十分な感じです。
ONUのLAN端子に挿してあった「鼓筆LAN」にも赤Qテープ巻き。これがよく効きましたw。
HDMIケーブルの端子に赤Qテープ巻き。これも良く効き画質がシャープに、色が濃くなりました。
これらの効果は大したもので、システムに多数設置してあった「要石125」「要石25」+「あかんケーブル」をほとんど外した状態でも、同じ程度の音や画像のSN比になることです。
締めです。
コモンモードノイズ 対策が重要なことは分かりましたが、それではGe3で言うところの「ゲゲゲなノイズ」は取らなくても良いのでしょうか?
やってみましたw。
「雷智F3」をコモンモードノイズ フィルターの下流に巻いたところ、
「音が滑らかになり、生気が感じられる」ようになりました。
画質も同様な変化で、映像から「温かみ」を感じます。
一言で言うと「生気が出てきました」。
やっぱり「ゲゲゲなノイズ」も取らなくてはですねw。
それで、今までのGe3アイテムを用いたノイズ対策では片手落ちだったのか・・・?
という最初の疑問についてですが、「そりゃそうだ」というのが結論ですw。
だいたいGe3でも市野式のコモンモードノイズ フィルター売ってたし。(販売終了してます)
アイソレーショントランスもコモンモードノイズ フィルターもシステムには当然必要です。
一つ言い忘れました。
Ge3のノイズ対策製品は「音が削れる」感が無いのが良いですね、というかスゴイですね ^ - ^ 。
市野さん来たw。
これまで「音の濁り」を取り除いて、クリアな音にするために色々やってきました。
ところが、「音の濁り」を適度に残さないと「美味しい音」にならないみたいです。
でも「濁りを適度に残す」って道に迷いそうだな〜?
と少々混乱していたところに、ゴットハンド市野さんが遊びに来てくれました。
例のごとく様々な「秘密兵器」を持ってw。
最初に「赤Q塗り」などによって音質が劇的に向上したマイシステムの音を聴いていただきました。
「・・・前より良くなったね」
「でも、何だか高音にクセを感じる」
「高音域がべちゃっと潰れたように聞こえる」
「kappaの平面型ツィーターが原因だと思う」
一定の評価はありましたが、あっさり高音域にダメ出しです ( ̄◇ ̄;)
この程度の音質、市野さんに取っては普通すぎるのでしょう。
いったい普段どんな音を聴いているのやら?
ツィーターが原因と言われても・・・。
音が良いと言われているホーン型のツィーターを載せる・・・?。
それともSPそのものを変える?
最近kappaの次のSPを少し考え始めてはいるのですが、どうしたものかな〜?
それは置いといて、現状のシステムの音の確認が終わったところで、いじり開始ですw。
先ずは、アンプとSPの間にチョークコイルが入りました!。
(と言っても、この時点ではチョークコイルって何?という理解度でしたw)
中音域が滑らかになって非常に聴きやすい!。
ただ、高音の伸びが減退してしまいました。
低音もパワーが少し弱くなった感じです。
kappaは4ウェイですのでSPのネットワークが複雑です。
その事が原因みたいです。
「そのチュークコイルは、フルレンジや2ウェイのSPには劇的な効果がある」
(きささん談。電話で少し参加していただきましたw。)
との事ですので、kappaのようなマルチウェイSPには相性が良くなかったようでした。
次です。
市野さんがハンダゴテを取り出し、何やらごそごそと組み立て始めました。
ほんの10分ほどの時間で出来上がったものがコレ。
電源ラインに組み込みました。
音場が深く大きくなり、音の艶が増し、低域が伸びるようになりました!!。
音が生き生きとしていますw。
「なんですか、コレ?」
「これは、コモンモードノイズ フィルター」
コモンモードノイズ・・・
(続きます)
Mac miniに赤Q塗ってみた その3
さらに数日後です。
調べてみるとCPUにはまだ「赤Q」を塗れていませんでした。
CPUはこのヒートシンクの下に隠れていたのです。(写真は借り物です)
そりゃそうか、放熱しなきゃだよな〜( ̄◇ ̄; )
再びバラして・・・居た居たw。
手前の長方形のチップがCPU(2.3 GHz Intel Core i7)、奥の正方形のチップがplatform controller hubとのことです。放熱グリスが塗られています。
放熱グリスと接点ぽい金属部分を避けて、今度こそ「CPUの赤Q塗り」!!。
本当は放熱グリスを除去して、チップの真上から赤Qを塗りたいところですが、それをしてしまうと放熱に障害が起こりそうですので諦めました。
Ge3代表のきささんによると、「赤Q」は塗った部分の30%増しの範囲まで効果が及ぶそうですので、まあ大丈夫でしょう。
再び組み直して・・・ネジが一本あまったのは内緒death〜 ( ̄◇ ̄; )
画質は・・・、あっさりと最高画質更新w。
これまで見えなかった色々な表現が見えます。
特に黒がより黒く感じられます。ノイズが減ったせいかな?
音質は・・・、画質と同じ傾向で、音の濁りがさらに減り、クリアで澄み切った音になりました。ボーカルの口の大きさは過去最小ですw。
ただ・・・
「何だか、音が綺麗すぎて物足りない〜〜」
と思っていたところに、絶好のタイミングできささんの赤Q記事が載りましたw。
https://ge3.jp/blog/15359
>オーディオ的な意味で、良い響きとは何なのだろう?
>簡単に言い切ってしまうと「濁り」だと思う。
>料理で言うと「旨味」とか「苦味」だと思う。
>それらは料理にとっては重要な要素だと思うのだが、赤Qを使うとそれが一切無い、上質なモノになってしまう訳だ。
どんなに塗っても問題ないと思っていた「赤Q」ですが、ヤッパリやりすぎはダメでした〜 ( ̄◇ ̄;)
そして、
なるほど、美味しい音には「濁り成分」が必要ですか〜。
>「あまり考え無いで塗ったね!」
(グサッ!!、おっしゃる通りです・・・)
さ〜て、ドウシヨウ・・・
塗装屋さんからトルエン強奪できるとして、それで赤Q剥がす??
だいたいどの部分の赤Qを剥がせば良いか分かりません\( ^ o ^ )/
市野さんが、そのうちに持ってきてくれるという「秘密兵器」に頼るしかないのか・・・?この問題に効くかどうかも分からないけど・・・
「!」
市野式HUBに鬼刺ししている「鼓筆LAN」の数で「濁り」を調節できるんじゃね?
ということで、一旦、全ての「鼓筆LAN」をHUBから外してから、音出ししてみました。
結果は・・・
「音が濁った〜w」(音が濁って喜ぶなんてアホみたいですがw)
でも、当たり前ですが濁った音はやっぱりダメです。
聴いていられません。
しかし、この濁りをうまく調整すると「美味しい音」になる??
まあ、とにかくやってみます。
一本ずつ「鼓筆LAN」をHUBに戻してみました。
「ほぉ〜、1本でもだいぶ音が変わるな〜、かなり音の濁りが減り、乱れが整った」
「鼓筆LAN」による音質変化の検証は久しぶりですが、このアイテムやっぱり激しく効きます!!。
で、肝心の「音の美味しさ」はどうでしょう?
「鬼刺し状態(すべての空きポートを「鼓筆LAN」で埋めている状態。14本刺さってましたw)の時より聴きやすくなってる??」
同時に、「音の濁りや鈍さ」が気になります・・・
2本目の「鼓筆LAN」を刺してみます。
「だいぶ聴きやすくなったw。音の美味しさも、濁りの少なさも良い感じ」です。
「でも、まだ音の濁りが気になるかな?」
とい言うことで、現在4本まで戻したところで様子を見ているところです。
鬼刺し状態に比べると、だいぶ音に魅力が感じられるようになりましたw。
音の濁りもほとんど感じません。
聴いていて楽しい「美味しい音」になりましたw。
でもこれって、何だかブレンドによるコーヒーの味の調整のような感じで、新たな迷宮の入り口のニオイがプンプンします( ̄◇ ̄;)。
「音の濁り調整」・・・
新たな音質チューン概念の誕生?